二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【烈人と玲菜が】ボカロで学園【コラボってみた】 ( No.36 )
日時: 2010/06/28 15:54
名前: 玲菜 (ID: SiB1Ygca)


第3話:初登場 巡音先輩


授業は、終わり放課後になり。空が紅くなり始めていた。
「えっとー、今日先生いないから席替えは無しだってー」

クラスの一人がそう言った。席替えが無しと聞いたクラスの皆は「ええええー」っと残念そうだった、が
リンだけは、嬉しそうだった。


やった!席替えが無い!嬉しい!
まぁ、明日席替えするかもしれないけど……。
今日を大事にしなきゃ!って……。
レンは、バスケ部で会う機会はないんだ〜。
っていうか!ミクと巡音先輩に会いに行くんだった!

「さようなら」
リンの副担任の先生がそう言いお辞儀をし。
リン達もそれに続けてお辞儀をして。

そして、部活がある人は部活に行き。帰る人は帰った。

「リンちゃーん、早速行こう!」
リンが教科書や課題のプリントを鞄に入れてた時に、ミクがやってきた。
「ミク、用意するの速すぎ」
リンが、全部しまい終わり鞄を肩に掛け。教室を出た。

夕焼けに染まる教室でレンは哀しそうな瞳でリンの背中姿を見ていた。




美術室に向かう時、リンは深く深呼吸をして。
ミクに質問した。

「ねぇ、ミク。あたし告白出来るかな?」
廊下で歩いてるミクがこけた。
リンは、目を点にして「そんなに驚く?」と言った。

「いやいや、リンちゃんもやっと本気になってきたんだな!って思って」
ミクがニヤニヤして笑ってる。
どうやら、ミクは人の恋話が好きらしい

「別に、そういう訳じゃないんだけど……」
リンが何かを思いつめた感じで下を俯く。
それを見たミクは、「うーん」っと考え。
「大丈夫だよ!レン君も同じ気持ちだよ。そこは勇気振り絞って!」
ミクがニコッと太陽みたいな笑顔で言った。
リンは、それを見て安心しようでミクに釣られニコッと笑った。
「ありがとう、ミク!あたし頑張ってみるよ!きっとこれが”恋”だと思うから!」


「うんうん、頑張れ!あ、美術室が見えてきたよ!さっそく入ろうか!」

ミクはワクワクしたような瞳で美術室の扉を叩いた。

「どうぞ」
かっこいい様な可愛い様な、簡単に言うとクールな声が美術室から聞こえた。
あたしとミクは恐る恐る扉を開けた。

「お邪魔しまーす」
真っ先に目が入った、っていうか一人しかいないからすぐに目が入った。
そこには、薄桃色の腰らへんまでのロングで。怪しいと言うか独特なオーラを放っていた。
そのオ—ラにビビるあたしとミク。
つい、冷や汗が出る。薄桃色の人は綺麗な緑の瞳であたし達を見た。
ビクッとなるリンとミク。

「どうかしました?こんな所に」
薄桃色の女の人は、リンとミクに近づく。
「えっと、巡音先輩に会いに来たんです。いますか?」
ミクがゆっくり言う。完璧に緊張してるミク。
薄桃色の女の人は、大人みたいな上品に微笑む。
「巡音ルカは、私です。私に何か御用かしら?」

リンとミクは顔を見合わせ。ルカを見つめた。
「わー!思った通りの人だ!私初音ミクって言います!」
ミクは、キラキラした目で言う、
「そう、ミクちゃんね。そちらの方は?」
ルカは、リンの方を見て言う。リンは慌てて自己紹介した
「えっと!鏡音リンです!」

「ミクちゃんとリンちゃんね。さっきも言ったけど私に何か御用かしら?」
ルカさんは、さっきと変わらない笑顔で言う。が、どこか怖い雰囲気がする笑顔だった、

「あのですね!巡音先輩の絵を見て!素敵だな!って思ってどんな人なんだろうって思って会いに来たんです!」
ミクが、笑顔で言う。
ルカは、綺麗な笑顔で「ありがとう」っと言ってくれた。

そして、何分かお喋りをし。帰る時刻になったのリンとミクはルカにさようならーっと言って

ただ今学校の玄関にいる。

「綺麗なひとだったね!綺麗な人が描く絵は綺麗なんだねー」
ミクが外用の靴に履き替え。そういう。
「そうだね、本当に大人って感じしてたもんね」
リンも外用の靴に履き替え。帰る時に体育館の扉が開いており。

リンとミクは、その中を覗くとレンが一人で練習していた。

「あ、レン君だ。リンちゃん告白しちゃえ」
ミクが小さい声でリンに言う。
急激に顔が真っ赤になるリン。
「ば、馬鹿言わないで!こ、告白なんて!」
リンがあたふたしてると、ミクがリンの背中をドンっと押して。リンは体育館の中に入ってしまい。レンがそれに気付いてリンを見た。

「ちょ!ミク何するの!?って、いないし!!」
いつの間にかミクはいなかった。
リンは、恥ずかしすぎて身体が熱くなっていく。


どうするあたし!!この空気を乗り越える!
あ、「練習中に邪魔しちゃってごめんね!」これで行くか!これで去ると言う!

「なんだよ、リン。俺に用か?」
汗だらけのレンが暑そうにリンに問いかける。
「え、用っていうか、別にないの!えっと練習中に邪魔しちゃってごめんね!」

リンは、笑って「じゃーね」っと言い、体育館から出ようとした時————。



    続く!!

あとがき
あははは、ごめんね!
変なとこで続いて!
後は任せた烈人!!((任せるな