二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 少年陰陽師〜キミとの約束〜 ( No.10 )
日時: 2010/07/02 19:19
名前: 刹那 (ID: uT.X2sVB)

見に行きマース^^

第六話「出会い」

しばらくの間、沈黙が続いた。


この人誰!?でも、誰であろうと、謝るべきだよね!

えーとこの人は?服装からして女房だよな。でも、謝らなくちゃ・・・

「「あの!すみませんでした!」」

二人同時に、謝った。

「「あ・・・」」

また、沈黙が続く。
少し、戸惑ったが、一瞬にして、笑顔になる。

「あの。私は、新人女房の、唯と申しますが・・・あなたは?」
「えと・・・俺は、安部昌浩。陰陽師です」
「あ・・・」

うそうそうそ!!この人、安部家の人!?どうしよう・・・

「あのっ!本当にすみませんでした!あの・・・人には言わないでくれますか?」
知られたら即刻くび事件だよね。これって。

すると、布を取り出し、唯に微笑む。

「いいえ。言いませんよ。これで、拭いてください」
「あの・・・本当にありがとうございました!」

一例すると、すばやく、拭いて、去っていった。

「速い・・・」

関心して、昌浩はうんうんとうなずいた。