二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 戦国BASARA ぐたぐた話 ( No.17 )
日時: 2010/07/11 15:48
名前: 奈絡 (ID: 3rAN7p/m)
参照: http://BASARA弐始まったー

第二話 第六天魔王・織田信長
織田信長、魔王といわれるほど恐ろしい人間(?)だ。
今日は、そんな彼の日常をみてみよう!!

信長が、安土城の庭を歩いていると・・・
「うおわぁぁぁぁ」
魔王が悲鳴と共に姿を消した。
いったい、どこに行ったんだろう?
すると、庭に大きな穴があいていた。のぞくとそこには、信長がいた。
何故、こんなことになったのかは次の回想で・・・

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     数刻前・安土城・庭
まだ、夜も明けていない庭で人影をみた。
その人影の人物とは・・・

     明智光秀だった。
光秀は、直径5メートル、高さ6メートルの穴を掘っていた。
「ふっふっふ、これにひっかかる信長公の姿が目に映りますよ、信長公。」
光秀はそんな独り言を言いながら穴を掘っていた。一人で・・・

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信長は、どうやって穴から出ようか悩んでいた。
助けを呼ぶのも、魔王としては恥ずかしいので・・・
そんなことを考えてるうちに夕方になっていた。
信長は、火事で家をなくした者のように途方にくれていた。
もう、ここで誰か来るのを待つしかない、そう考えていると、足音が近づいてきた。
信長が、その足音に気づいて助けてもらおうとしたら、足音のほうが声をかけてきた。
???「あんた、信長のおっさんだよね?」
信長は、そんな風に呼ばれたのが嫌とは思わなかった。
なぜなら、早く助けてほしかったからだ。
???「俺は今、あんたを助けようかまよってる。」
信長「迷っていないで、さっさと助けぬか!!」
信長がそういうと、その人物は、興味をなくしたかのように
???「あー、やっぱり。あんたはそういうタイプの人間なんだねぇ、決めた!俺はあんたを助けない」
信長「貴様っ!!何故、我を助けぬ!!」
???「だって、俺あんたみたいな人間、大っ嫌いだから!」
その人物は、信長を見下ろして言った。
信長「貴様は何者だ!我の城に勝手に入ってきて!」
信長はそういった。相手の正体をを知りたかったから。
???「人に何か尋ねるときは、自分から名乗るのが普通じゃない?」
その人間は、笑って言った。
信長「・・・・・」
その人間は、信長の反応を見て
???「まあ、いい。そんなに知りたいなら教えてあげるよ。俺の名は黄瀬彩月。風来坊みたいなものだ。」
黄瀬彩月と名乗った者は、いきなり土を穴の中に入れてきた。
信長「何をしておる!!貴様!!」
彩月「え?俺はあんたを助けないって言ったじゃん!!」
土は、信長の首ぐらいまできていた。
彩月「まあ、こんなもんかな?」
彩月は信長を見て「じゃあね!」と言った。
彩月「魔王が助けを求めている姿を見るのを楽しみにしてるよ!」
彩月は笑いながら去っていった。

その後、信長は濃姫と蘭丸に助けてもらった。