二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: デュラ学園は今日も大騒ぎ! ( No.35 )
日時: 2010/08/05 14:59
名前: パンドラ (ID: fFj6k5iv)

えっとー・・・
花梨にゃ悪いが先に進めとくぞ〜ぃ
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「おはよー」
「昨日さぁ〜・・・」

朝はいつも騒々しい。
疲れた。眠い。
・・・気持ち悪い・・・。

人が苦手な少年は机に突っ伏していた。

「あっれー??また具合悪くなっちゃったのぉー?」

聞き覚えのある声。

(あー・・・、イライラするなぁ。)

「・・・んだよ?」
「朝からご機嫌ななめー?」
「黙れカスが。」
「ハハッ、それは幾らなんでも傷ついちゃうなぁーww」
「笑ってんじゃねぇか。お前・・・ドMなのか?」
「え・・・、なんでそうなるの?」

なんて日常的な会話をしていたら・・・

「いーーーざーーーやーーーー!!!」
「げ・・・静ちゃん・・・。」

入り口から教室の扉を持った男と眼鏡をかけた男が入ってきた。

「手前ぇ・・・なんでここにいるんだ?あぁ!?」
「静ちゃん・・・。昨日も言ったけどさぁ、俺もこの教室なんだよね。」
「うるせぇぇぇえぇぇぇぇぇぇ!!」

こんな騒がしい事ももう既に日常。

「・・・はぁ。」

そして少年は教室を出た。

(さて・・・、これからどうすっかなぁ・・・)

少年は無意識に図書室へ向かっていた。

ガラッ

朝からは流石に誰もいない。

「さ〜てと・・・、ここで一眠りすっかなぁ」

ここで少年は静かに眠りに落ちた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(そういや借りたい本があったんだよなぁ・・・)
「ドーーーターーーチーーーン!!!」
ドタチンと呼ばれた男が図書室へ向かおうとしていた。

「どこ行くのぉ〜?」
「あ?図書室にな。」
「図書室ぅ〜?あそこ詰まんないじゃん〜。マンガとかないし〜」
「狩沢さん、それはあたりまえッスよ。ここ学校ッスよ?」
「まったくだ。遊馬崎の言うとおりだ。ここは学校だ。そんなもんある訳ないだろう。」
「えぇ〜!!」

なんておかしな会話をしているのが、
門田、狩沢、遊馬崎の三人である。
今丁度図書室に付いた三人は、本を探しはじめた。

「あ!!」

ここで狩沢は大声をあげた。

「なんだ?なにかあったのか?」

門田と遊馬崎が見に来たら、一人の少年が机に突っ伏して寝ていた。

「かわいい〜!!」
「狩沢さん、顔見えてないんスよ?」
「でもかわいいのぉ〜」

狩沢は一人騒いでいる。

「こいつ・・・」
と、門田が声を漏らした。

「門田さん知ってるんスか?」
「ん?いや、この前静雄たちともめてたから・・・」
「えぇ!?この子平和島さんともめてたんスか!?大丈夫なんスか!?」
「あぁ・・・、大丈夫みたいだが・・・。」

二人はまじめな会話をしているのに狩沢だけは「キャーキャーかわいい!!」などと未だに騒いでいる。

「そういやぁ、こいつの顔見た事ねぇなぁ。」
「そうなんスか?」
「あぁ・・・」
「じゃぁ帽子脱がせちゃおう!!」

とそそくさと帽子を脱がせはじめる狩沢。

「お・・・おい!?」
「ダメですよ狩沢さん!!勝手に脱がせちゃ!!」
言ってるそばから脱がせてしまった狩沢。

「!?」
「!?」
「わーぉ!!」

三人は見てしまった・・・。
少年の素顔を・・・。

そして朝のHRのチャイムが鳴った。

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花梨が戻って来るまですすめとくねぇ〜