二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: デュラ学園は今日も大騒ぎ! ( No.44 )
日時: 2010/08/10 13:45
名前: お饅頭 (ID: itTFRLr7)

14時限目 「増える謎」



『…え』
「アイは興味がないことには驚かないよ?普通でしょ?」

—興味がない!?いや、そうだけどもそれでも普通平然としてられるのか?
そもそも私が言うのもアレだがこの子だって人間なのか!?

「アイは人間だよ?一応ね」
『一応!?』

そして雷香はもう終わり?と聞き、セルティが一応、と答えると屋上から姿を消していった。

『なんだったんだ…』


—そのころ


「先輩ですよね」

冷たい視線、覚めた声色で乱歌は話しかけた。

「なんだい?」
「わかってるんです。リーになにか言ったの貴方でしょう?折原先輩」
「そうやって勝手に決め付けるのはよくないねぇ」
「わかってるんです。証言はあります」
「たとえば?」
「まず、朝のHRが始まる前、矢霧君が折原先輩がリーに話しかけていたと言っています。そして折原先輩の妹…九瑠璃さんと舞流さんは折原先輩がナンパして振られた…先輩が茶々を入れてリーが出て行った…。それらを話していました。これで完璧です」
「…あーあ、あいつらも余計な事をいうな…でも、だからと言ってべつにたいしたこといってないし、なんでそんなに君はそれを俺に追及する?」

嘲笑を浮かべた臨也に乱歌は静かに言い放った。

「先輩は、わざとリーに出て行かせたんじゃないですか?」

少し驚いた表情になった臨也は、すぐ表情をもどし、笑う。

「…ははっ…よくそこまでわかったね?さすがに予想外だよ」
「いいからなんでそんな事をしたのか教えてください」
「それを情報屋の俺が簡単に教えるとでも?」
「もちろん思ってないですよ。だから…だから絶対教えてもらいます。だからこれは宣戦布告です。どれだけの時間がかかろうと、先輩の意図は通らないことを教えてあげますよ」
「それは楽だみだね」
「私は心底、先輩が大っきらいです」
「それは本当に自分の気持ち?」
「何を言ってるんですか?」
「…いや、別に。じゃあ楽しみにしとくよ。君が俺の意図に気づき阻止する日をね…」

乱歌は震えていた。
なにか、とても黒いものに触れてしまった気がすると。
目の前の人物がなんでかとても怖いものに一瞬見えてしまったと。

—リー、雷香、早く戻ってきてよ…



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早くこれ終わらせてギャグ書こうなーw

じゃあ次よろしく!