二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 時間 【鋼の錬金術師】 オリキャラ募集中!!!! ( No.107 )
- 日時: 2010/07/15 18:33
- 名前: 魁菜 (ID: OnG8aKnb)
*° 第23話 朝 *°
「ギャーッッ!!!!」
「うぇぇっ!?」
朝から何!? 気持ちよく寝てたってのに……!?
寝癖でぴょんぴょんはねている髪のまま、私は叫び声が聞こえた方に向かった
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「ちょっ……何やってんの、2人とも……!?」
エドとキョウが、見事に重なっている。どうやらカーペットで滑ってしまったらしく、エドが転び、そのエドにつまづいたキョウが、エドの上に乗っかってしまったらしい……
「ラ、ラウナ……。おはよ〜」
「おはよう、キョウ。ホントに……目覚め悪いっての〜」
キョウを立たせて、ゴキブリのようになっているエドを見下ろす。……ホントのゴキブリみたいだよ
「エド、大丈夫?」
「大丈夫なわけあるかっっ!!」
そうですよね〜、はい。そうですよね〜
「あ、3人とも。ほら、今日はアイルって言う人の所に行くんだよ。早く準備準備!!!!」
「「「は〜い」」」
さてと、軍服軍服……
ハンガーにかけてある軍服をとろうとしたら、見事にキョウに止められた
「……何?」
「アイルさん、軍人が苦手なんだよね〜。エドやアルは大丈夫だけど、ラウナはね〜」
……怪しすぎる笑いしてるよ、キョウってば
「私の服かしてあーげるっ!!!!」
「∑えっ!? ちょっ……キョウ!?」
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数分後に出てきたのは、まるでラウナではないようだった
ポニーテールの髪をほどき、長い赤髪がとても綺麗だ。
そして白い半袖の、控え目ワンピースを着ている。下は黒ブーツだ。いかにもお姉さんっぽい、シンプル的な格好だ(じゃないとラウナが着なかった)
「ラウナ可愛い〜〜〜〜ッッ!!!!」
当の本人ラウナは、軍服以外は最近着ていないらしく、目をぱちくりさせている。
だが、腰まである長い髪がうっとうしそうだ。キョウはそれを見ていて、ポンッとてをうった。
「ラウナ。ちょっとおとなしくしててね」
「? うん」
キョウがてきぱきとラウナの髪をいじる。そしてできたのは、エドと同じような三つ編みだ。
「似合ってるよ、ラウナ〜ッ!!!!」
「そ、そかな……?」
……以外に単純である。
「ほら、エドもアルも、ラウナも行こう!!」
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私達がついたのは、結構ぼろついている家だった
大きさはまぁ標準で。屋根の色はオレンジ。壁はクリーム色の、少しぼろついた家だった
「アイルさーんっっ!!!!」
キョウが声を張り上げる
何秒間が待ったその時
「キョウちゃーんっ?」
家から出てきたのは、明るそうな女性だった