二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re:  時間 【鋼の錬金術師】 ( No.27 )
日時: 2010/07/03 09:56
名前: 魁菜 (ID: MKBom4Aq)

     *° 第8話 金色 *°

 司令部に着くと、私はマスタングと共に司令部内に入って行く。
そして、マスタングの執務室の前に到着した途端、怒声が響いた。

「人を呼んでおいたくせに自分が遅刻かよ!」

 ……うるさい

「まぁまぁ兄さん、落ち着きなよ」

 こちらはまし……でも……

「遅刻するあいつが悪いんだっっ!!!!」

 こんの……

「うるさいよ、糞ガキッッ!!!!」

「∑どわぁぁぁっっ!!!!」

 あまりにもうるさいので扉を思いっきり開けて怒鳴ったら、中にいた2人組はどうやら腰を抜かせたよう(笑)

「……え?」

 思わず言葉を漏らした。そこに……いたのは。

「び、びっくりした……」

 金色の髪……三つ編み……金色の瞳

「おいてめぇ! いきなり叫んでんじゃねぇ!」

 ……トゥロー?

「トゥ、ロー……?」

 いきなり……視界が……暗く……なってきた

「イリシア!!!!」

 マスタングの声が……遠く聞こえる……

「ちょっ……おいっっ!!!!」

 そこに見えたのは……金色の髪

「トゥロー……」

 次の瞬間には全てが暗闇と化した