ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

　　　　*°　第20話　興奮しすぎだよ　*°

「ホントに本当に国家錬金術師ィッ!?　そ、尊敬するよ!　ホント!　え、え、という事はあの2人も!?」

　……この興奮ぶりはなんだ。だからキョウ、あんた一体何歳よ……

「エドだけ。アルは国家資格はないけど、錬金術師。というか……なんでそんな興奮してるの?」

「そりゃきまってるじゃない!　国家錬金術師様をこの目で拝めているんだからぁ〜っっ!!!!」

　お、おがっ……!?　大丈夫か、キョウよ!?

「「ただいま〜」」

　玄関の方から声が聞こえた。エドとアルだ
目をキラキラと輝かせているキョウを置いて、私は玄関に向かった

「おかえり、エド、アル」

「おぅ。もう大丈夫か」

「おかげさまで」

　微笑む。エドも笑った。……にしても、2人ともだいぶ楽しそうな顔をしてるな〜……
……なんで?

「まっ、とりあえず部屋に入ろうぜ」

「あ、今はいらない方が……」

　……言うのが遅かった。エドはすでに扉を開けている

「エドも国家錬金術師なんだね!　すっごぉ〜いっっ!!」

「∑」

　
　　∑耳つぶれるっっ!!


「み、耳が……」

　分かる……分かるよ、その気持ち……

「ホントにすごいね!　すごい!」

　……キョウ……

「ちょっ……もうちょっと声のボリュームさげてくれない「ホントすごいねぇ〜〜ッッ!!」∑」

　……キョウ……

「やかましいっっ!!　喋るならもっと小声でしゃべれぇっ!!(怒」

「∑キャアアァァッ!!!!」

((怖っ……!!))

　この時2人は、真剣に思った

((ラウナだけは敵に回したくない!!))

　……と