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第44話　　嘘でしょ…？

由「ねぇ…何でヒロトがエイリア学園なの…？」
瞳「それは…」
由「それに…他の人も…玲名、君之、隆則、布美子、半蔵、剛太、恭馬、ルル、津聖、由宇…だよね…」
瞳「!!…それは…」
由「ひっちゃん…？」

ザ・ジェネシス…
他のエイリア学園もそうだった…
何でお日さま園の人たちなの…!?
私の…ただの勘違い…？
いや、間違えるはず無い…
エイリア学園とエイリア石…
何か関係があるの…？

試合開始
…え？
ボール奪われた!?
しかも速い!!
強い…今までの中で…
1番強い…
もう…1点入れられた…
強いよぉ…
ん？
しー君…
何かいつもと…？
………
ジェネシス速い…
私とどっちが勝つかなぁ？
って言ってる間に…
10対0!?!?
イプシロンとは互角に戦えたのに…
ジェネシスは圧倒的に強い…
あっという間に15対0…
由「ジェネシス…強い…」
夏「…ええ」
由「皆さん…頑張ってください…」

お！カットした!!
しー君が…あがってる…？
あ、ボール取られた!!
しー君とアー君……
不安定なんだ…
………
アー君？しー君？
どっちかわかんないよ……
由「しー君か…アー君か…わからないよ…」
夏「アー君…？…!!吹雪君のエターナルブリザードが!!」
由「!!」
もう…アー君としー君は……
もう…もう…
今20対0。。。
勝ち目は無い…
何かしー君の様子が可笑しい…
由「……!!しー君!!」
ドーン!!
由「しー君…？しー君!!」
アー君の…馬鹿…
あ、ジェネシスが…
由「ちょっと!!」
ウ「!!」
由「しー君をあのままにして帰るつもり!?」
ウ「私達にどうしろって言うんだ？」
由「それは……でも!!!」
ウ「……」
うわ！睨まれた!!
…でも……
あの顔…
由「やっぱり…玲名…？」
ウ「!!五月蝿い!!」
ドーン!!
由「ふん!!そんなシュート！避けてやる!!」
ウ「そしたら…あいつらに当たるぞ…」
由「な!!」
ウ「響木由利花にこんなシュートが当たる訳ない…そんなのは分かって
いる!!」
玲名はアノコトを知っているんだね…
由「だから…!?」
ヤバイ…
避けられない…!!
由「うわ!!」
夏「……由利花ちゃん!!」
由「…こんな怪我……うわ!!」
秋「酷い傷…こんな傷じゃ歩けないわよ…」
由「………」
瞳「由利花……」
由「…ごめんなさい」
全「え？」
由「私…1回抜けたくせにまた入って…しかも皆さんの足手まといにしかならない…」
夏「そんなこと…ないわよ」
由「しー君のことを知っていたのに…皆さんにソレを話すことが出来なかった…」
円「吹雪のこと？」
由「私は……」
瞳「もう…いいわよ。由利花、貴女はキャラバンに残るの？」
残りたい…けど…
由「残れないよ…この怪我、いつ治るかも分かんないし…」
瞳「そう…」
由「皆さん、私は抜けます。マネージャーなんて3人いれば十分ですよ…私は居ても意味無い…もう、皆さんが怪我するのは見ていられなかったし…丁度いいですね」
そう…
私なんか…
円「怪我治ったら…また、来いよ!」
由「はい!」


そして、私は東京の稲妻総合病院に運ばれた———