二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン‐アニメのまんま‐ …じゃない? ( No.105 )
日時: 2011/09/04 15:30
名前: 朝奈 (ID: nNH22Zc.)

第48話  えぇ!!!???


あの日から数日、私達は雷雷軒でお祝いをしていた。
円「エイリア学園を倒せて良かったな!!」
由「でも、皆人間だったのですよね…」
円「エイリア石の所為…でな」

響「だが、総理大臣から感謝状を貰ったらしいな。」
塔「それだけ、凄いって事だよ!」
由「あ、とう〜これ運んで〜」
塔「あたしは客だ」
由「ぶ〜…じゃあなっちy「嫌よ」
由「うぅ…出てってやる〜…」

ガラッ

由「え?」
?「あの……」
由「あ、今日は貸切なんで…」
?「北海道の凄いMFさん…居ますか?」
皆「え?」
由「えっと…此処には居ませんよ?」
円「北海道っつったら吹雪…しか居ないよな?」
吹「でも、僕はMFじゃないよ?」

………
この人は誰?

何でその事を知ってるの?
何で…?

?「確か…響木由利花…って人」
夏「由利花ちゃん…?」
円「由利花はそいつだぞ〜……でも、MFでもないし…凄くねぇし…」

何か酷い…
でも、

由「そうですよ…私はMFでは無い…です」
吹「………」
?「じゃあ、利斗さんの情報が間違っている…?」
由「え…?」

今…利斗って言った……?
え?
どういう事!?
何で!?

由「何で…お兄ちゃんの名前を…?」
?「あ、利斗さんの妹さんなのか…ふ〜ん…」

この人は何?
誰!?

?「じゃあさ、そこのボール…蹴ってみて?」
由「え…」

外にはボールがあった。
サッカーボールが……

由「分かり…ました」
吹「由利花ちゃん!!」
由「大丈夫。」
わざと、弱く蹴るから。
吹「……うん」

そして、私はボールを……

空振りした。
勿論、わざとだよ?

円「えぇぇぇ…?お前、それでもサッカー部のマネージャーか!?」
由「な…っ悪かったですね!!空振りで!!」
?「違うのかな…?」
鬼「当たり前だ。もし、本物だったら空振りはしない」

あの〜…
本物なんですけど……

?「そっか。じゃあ、利斗さんに報告しとこ…あ、ついでに僕は闇月東夜。よろしくね…雷門11」
由「………」

そして、東夜さんは帰っていった。

円「誰だったんだ〜?あいつ」
鬼「闇月東夜…?聞いたことないぞ…」
春「あれは…矢味野高等学校のサッカー部キャプテンらしいです…」
由「へ〜…」
春「ついでに、"響木由利花"と検索しました!」
由「ハイ!?」
春「そしたら……世界的天才MFと出ました…」

うっ…
皆さんの視線が恐い…

壁「同姓同名の人じゃ無いッスか?」
円「そういう事か!んで、間違えられた…と」
由「そ、そうですね!!」

吹「由利花ちゃん……」
由「しー君!!……黙っててね?」
吹「うん…」

そして、次の日

円「今日も練習だー!!日曜だから1日練習!!」
由「は〜い…」

あぁ…眠い
昨日眠れなかったじゃねえか!!
あの、東夜さんとか言う人の所為で!!
ふざけんな!!
夏「由利花ちゃん…大丈夫?」
由「全っ然!」
夏「……^^;」

円「よーしっはじm……えぇ!?」

なーんかバスらしきもの来たんですけど…
そこには
矢味野高等学校
と書いてあった。

マジかよ……

?「雷門11!!練習試合を申し込む!!」

その声は聞き覚えのある声だった。

?「監督は何処だ!?」
響「俺だが……!!」
?「っち…じいちゃんかよ……」
響「利斗…」
由「そんな!!」
吹「何で利斗さんが…?」
利「まぁいい。練習試合、やってくれるな?」

私はその時見た。

由「エイリア石…」
全「え!?」

お兄ちゃんの首にはエイリア石がぶら下がっていた。
嘘だ……
お兄ちゃんがエイリア石を使ってるなんて………

利「この試合を放棄した場合、雷門中は壊す!!あと、由利花が試合に出ない場合もだ!!」
由「なっ……」
利「俺の計画にはお前が必要だ!!響木由利花!!」
由「そんなの協力する訳無いじゃない!!」
利「お前が勝ったらそうしてやろう……」
由「そんな…っ」

円「由利花…?」
由「嫌だ…お兄ちゃんの計画は…嫌だ!!」
円「じゃあ、勝とうぜ!!エイリア石の脅威を本当に終わらせるためにも!!」
由「守さん……」
鬼「由利花、お前の実力は…?」
由「………っ」

利「そいつは、正真正銘、世界的天才MFの響木由利花だ!!」

お兄ちゃんは言った。
私が隠していた事を……

円「そう…なのか?」
由「……はい。」
円「じゃあ、俺に本気でシュートを打て!!」
鬼「実力を確かめる為にも…な」

本気で蹴れるわけ無いですよ…
ま、1割で、十分でしょう…

由「……はぁ!!」
ドーンッ
円「え…?」
由「言っておきますが、さっきのは本気ではありません。」

皆さん…唖然としないでください……

円「よし!!これなら勝てそうだ!!」
由「……」

夏「由利花ちゃん…凄いわね…」
秋「まさか…そんな凄い子だったとは…」
由「何か酷いですね…」
夏「!!…由利花ちゃん…」
由「なっちゃん。雷門中は壊させないからね!」
夏「ええ。」

何か隠し事もばれてしまえばどうってこと無いね

頑張ろう。

皆さんのためにも………