二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン‐アニメのまんま‐ …じゃない? ( No.64 )
- 日時: 2011/01/01 01:31
- 名前: 朝奈 (ID: FAqUo8YJ)
第24話 由利花の過去(アニメとは全く違います!オリジナルです!)
8年前
由「お兄ちゃん!今日フットボールフロンティア全国大会決勝戦だよね!」
兄「そうだけど」
由「あの帝国学園と戦うんだよね!」
兄「ああ!でも俺たちは負けねーぜ!」
由「頑張ってね!応援するからね!」
姉「利斗ー!由利花ー!もう行くわよー!」
兄「由利花も一緒に行くのか?」
姉「うん。お父さんは仕事で来れないし、お母さんは後半ぐらいから来るって言ってたから・・・」
兄「ふーん」
姉「だから監督に頼んだの」
兄「そしたら・・・」
由「OKだった!」
兄「台詞とんな!」
由「あはは!」
フロンティアスタジアム
由「ここで決勝戦を戦うんだね・・・お兄ちゃんとお姉ちゃんは」
姉「そうよ、この勝負に勝てば日本一よ!」
由「凄いね!」
兄「絶対優勝するからな!」
由「うん!」
テレビ「臨時ニュースをお伝えします」
由「ん?」
テレビ「今日、フロンティアスタジアムの前で殺人事件が起きました」
姉「こんな日に・・・」
テレビ「殺害されたのは北中ゆりさんで、犯人はまだ見つかっておりません」
由「え・・・?北中ゆり・・・・・・?」
兄「嘘だろ・・・・・・」
姉「お母さんが・・・?」
由「お母さん・・・世間には北中になってるから北中ゆりなんだ・・・」
兄「そんなこと言ってる場合かよ!」
姉「とにかく・・・今は決勝戦のことだけ考えましょ・・・」
由「う、うん・・・」
試合開始
から数分後
兄「う、うわぁぁぁぁぁ!」
由「強い・・・・・・お兄ちゃん・・・!!右手が!」
兄「こんくらい・・・どうってことないさ!」
由「お兄ちゃん!!」
その後・・・
お兄ちゃんは両手を負傷した・・・
だけどお兄ちゃんはリベロとして試合を続けた・・・
両足も負傷し、お兄ちゃんは病院に運ばれた—
姉「利斗はもうサッカー出来ない・・・?」
医「はい・・・怪我が酷過ぎです・・・一生治らないかもしれません・・・」
由「・・・・・・・・・」
お兄ちゃんは一生怪我が治らない・・・・・・
サッカー出来ない・・・・・・
そんな現実を信じたくなかった—
そんなの嘘だ
明日になればまた一緒にサッカーしてくれる・・・
でも、そんな思いは届かなかった
数日後
由「ただいまー!」
しーん
姉「お父さん・・・まだ帰ってきてないのかな?」
由「・・・・・・!!お姉ちゃん!」
姉「え!?お父さんが・・・」
兄「由利花・・・姉ちゃん・・・」
姉「利斗!・・・・・・何?その包丁・・・」
兄「これか?これはな、父さんを刺した包丁だ」
由「え・・・?」
姉「利斗!」
兄「何だよ」
姉「!!・・・由利花、行きましょ」
由「何処に?」
姉「お母さんの家に」
由「う、うん」
お母さんの実家に向かう途中、私たちが乗っていた自転車と自動車が事故を起こした
この事故でお姉ちゃんは帰らぬ人となった—。
そして私は記憶を自ら消した—。
由「・・・・・・・・・夢?」
いや、現実の夢
昔、あったこと
全部、思い出せたんだ・・・
私・・・・・・・・・
フットボールフロンティア決勝の日
スタジアムがやってない・・・?
何で?
プルルルル
なっちゃんの携帯・・・
・・・
夏「決勝戦の会場が変わったって」
変わった・・・?
零治さんがやったの・・・・・・?