二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 戦国BASARA【闇の彼方まで・・・】オリキャラ募集 ( No.55 )
日時: 2010/09/04 20:44
名前: 卍鄙城卍 ◆8TM.1EWlaA (ID: MlM6Ff9w)

@白兎
まぁ、そうだねwじゃ今回初顔合わせ的な感じでw

ATTENTION
・大谷さん参上官兵衛さん何か出す気が無い((
 L未使用キャラなんですよww孫市とか使いやす(略
・また病みっ気到来の冴暁ちゃん。

壱拾壱.   暁の決断
「政宗、行ってくるよ」

と呟きそしてそのまま満月の昇る荒野を走る



「三成よ」
「何だ刑部。」
「落ち着いて聞いてくれるk・・・否、ぬしにはどうでもいい話かもしれぬな。」
「話してみろ。」
「あぁ。。。独眼竜の月、は知っているか?」
「当たり前だ、何を言っている」
「それは結構・・・その独眼竜の月が一人荒野を走って此方に向かってる用。」
「水無月が・・・?あの独眼竜とやらについているはずでは・・・」
「理由は知らぬよ。まぁ、嘘かもしれぬがな。じゃあ我はこれd「時に刑部。私と水無月の関係は知ってるか。」
「・・・良い手合せできた相手と言いたいのだろ」
「解っていればいい。。悪かった。」
「いやどうと言う事はない、じゃ下がるとするよ。」





三成は夢を見ていた。

幼き頃、一度石田へ足を踏み入れいきなり秀吉に見つかりそのまま喧嘩としている様子を三成は見ていた。


『はぁ・・・はぁ・・・お猿さん強いね・・・』
『猿・・・?我は豊臣 秀吉ぞ。』
『まぁ・・・いいや。・・・あ、みっちゃんだ。』

何てそんな記憶が今じゃ禍々しい様に見える。

憎い
憎い憎い
と恨み続けた故にはこのありさま、と三成はそんな自分を心中嘲笑っていた。


「・・・水無月・・・」


「・・・で、何でお邪魔してくれるのかな。」
「貴様に一つ問う。何処へ向かって走る。」
「・・・俺は、ケジメを付けるべく約束の地へ向かっている。文句があるなら刀を交えてまで・・・」
「ふむ・・・約束の地、か。・・・止めてすまなかった。」

「所で黄昏の狐、貴方は何故このような場に?」
「・・・気分晴らしに散歩・・・風の旅。」
「成程、では・・・失礼」



「みっちゃん・・・元気かな。」


冴暁は今の自分に問う。


“何故三成へ向かって走る、ケジメを付けるべく何故走る”

と。

答は


   “彼に会いたい、そして、暫く休みたいため”


「頼もう!!夜更けに申し訳ござらぬ!!某は奥州伊達軍の水無月 冴暁!!西国石田軍御大将・石田 三成殿に会いに来た!門を開けてくだされ!!」


何故だろう・・・このカンジョウは。


熱くて冷めることなく燃えるに燃えどうしようもない。



「水無月!?」
「あ・・・みっちゃ・・・」
「刑部!!今すぐ手当を!!」
「あぃ、解った。」



「で、何故ここに来た。」

「・・・何か、さ。みっちゃんに会いたくなった。。。から・・・かな?」
「理由になっておらん。」
「ハハ・・・あの時の手当の時もそういってたよね。。」
「あ、あの時は・・・」
「いいよ・・・でお願い、あるんだけど・・・ダメ?」
「何なりと言って見ろ。やれる限りこなして見せる」

「暫く・・・ココにいちゃダメ・・・かな。」
「?!」
と冴暁が布団に蹲ったと思いきや口元に笑みを浮かべそう囁く。
「駄目、だよね。俺は西国のなんでもない、東国の者だし・・・」
「貴様、だけは違う・・・貴様は私の幼馴染みであり何よりも・・・」
「「良い・・・手合せの相手だから。」」





夜が更けそして____

「元就様!!」
「どうした」
「望都風殿が!!」
「兄者が・・・?通せ。」
「はっ」

「ところで元就、望都風って?」
「・・・我の兄者ぞ。」
「へぇー・・・元就のお兄ちゃんかぁ」

「久しぶりだな、元就、瀬那」
「兄者・・・何故帰ってきた?」
「お前のことだどうせ怪我してるのにしてないフリして。さっきからずっと右腕を擦って顔を歪めてたしな。ほら、腕だして。」
「っく・・・」
「え、ああっ元就のお兄ちゃんあんまり乱暴n「否乱暴してるつもりじゃないの。これ。傷口をわざと触ってるだけだし、・・・結構抉られたねぇ包帯何回変えた?瀬那解るかな?」
「た、多分私の見た限り10回・・・」
「変える回数少ないよ・・・最低でも15回は変えなきゃ化膿して着物が膿でどうしようもなくなるよ。」
「よぉ瀬那、毛利遊びに・・・っと誰だアンタ」
「私は元就の兄。望都風だ。」
「元親に桔梗だっ!」
「随分とご無沙汰してるね瀬那、そして・・・糞医者。」
「むっ・・・糞医者ってなんですか。じゃあ君は冴暁の糞相手でしょう。」
「へぇ・・・?じゃあ一発殺り合う?」
「っておいおいおい!!咲刻、落ち着けよ!」




「みっちゃ・・・否三成。」
「何だ。」
「・・・俺、決めたよ。。」
「何を。」
「もう誰も傷付けられたくない・・・汚れさせたく無いんだ・・・だから・・・」
「何を言いたい。」
「俺は。。。中立の立場でいる!!誰にもついて行かないっ!!・・・もちろんこれは・・・三成が許すわけが無いとは思ってる・・・だから!!」
「好きにしろ。。お前は特別だからな。」
「!!良いの、かよ。。・・・有難う。」




暁は何者にも汚れたくはなかった。


汚そうとは無かった。




只・・・中立に


壱拾弐.  竜の決断  に続く