二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA【闇の彼方まで・・・】オリキャラ募集 ( No.67 )
- 日時: 2010/09/11 21:24
- 名前: 卍鄙城卍 ◆8TM.1EWlaA (ID: MlM6Ff9w)
壱拾四. 疾駆の願い
「石田の旦那。ちょっと良い?」
「何だ・・・?」
「蒼龍の旦那は、本当にケジメを付けるべくここに来たの?」
「知らぬ・・・本人に聞けばいいだろう。」
俺は気に食わない。
蒼龍の旦那は過去に魔王の旦那に縛り上げられては嬲られていた。
俺は独占欲が在り得ないほどある。
から知りたい。知ってみたい。
竜の月の奥の奥まで。
「蒼龍の旦那。」
「何?佐助。」
「そろそろ戻ろうとしない?奥州に。」
「・・・戻りたい。けど今更戻ってどうするって言うんだよ。。」
「戻った方がいいと思う・・・蒼龍の旦那は戻りたくないって意地はってるだけで・・・本当は帰りたいんじゃないの?このまま関ヶ原の戦いが来てそうしたら独眼竜の旦那、右眼の旦那と戦うんだよ!?それでもいいの!?」
「・・・良くない・・・嫌だよ。。。それは嫌だよ・・・」
「でしょ?なら・・・もう戻ろうよ。
自分が帰るべき場所に」
「うん・・・」
「みっちゃん。。ゴメン。昨日来て早々悪いんだけど帰るね・・・」
「別にどうということは無い。・・・戦いに巻き込まれたくないのはお前だけではない・・・私達もだ。」
あーあそんな心に無いことを言って。
徳川の旦那の首を取ったら自分も覇王の旦那に暇を請うくせに。
自分も覇王の旦那の所に行きたいんだろうね。
「水無月よ。」
「?何。」
「ぬしは形勢逆転の駒・・・否龍ぞ。だからまた逢う日まで、強くなっておろ。」
「・・・あぁ。解った。吉継さんもな。」
「・・・で良いの?付き添いで来てもらっちゃって。」
「良いのいいの。」
「そんな事良いのでござるよ。」
「で、でもさ・・・」
「「いいから!!」」
と旦那と声をそろえる。
で、蒼龍の旦那を無事に置いてから帰路を歩いていた時。
「佐助・・・お前も冴暁殿を気にかけているのか?」
「!?何で?」
「否・・・昨晩・・・そして此度について何故か思いつめていた顔があったんでな。」
「・・・流石旦那。勘が鋭いね。」
「そ、そうでもない。。。で、お前はどう思っている?」
「・・・俺様はもうあの蒼龍の旦那を救い上げたいね。・・・魔王の旦那に縛られては嬲られ、殺されそうとなったら殺されたと見せかけて。・・・見ているこっちが痛いよ。」
「・・・お前もそう思ったのか。俺もだ。。」
もう嫌になっているあの蒼龍を救い出せるのは・・・
奥州筆頭こと独眼竜、伊達 政宗アンタだろ!?
なのに何で追いかけてこない!?
解らないよ。奥州の双龍さんたち。
舞散る故に地に帰り次はまたどこへたどり着く
その蒼き竜。
壱拾五. 龍の逆鱗
に続く
短いなww今回。 否毎回のこと?
後で少し長くしますww