二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA【蒼空に紅の華を・・・】 ( No.8 )
- 日時: 2010/07/12 18:40
- 名前: 卍鄙城卍 ◆8TM.1EWlaA (ID: 5PvEL/lW)
弐. 蒼龍夢想
「・・・嘘だ。」
あの政宗が昼寝をしていr((ry
否元々面倒臭がりとはわかっていたが普段なら張り付くはず。
「政宗?・・・政宗様(ww!」
「・・・」
嘘だ←
誰か夢だといってくれぃ
「まぁいいや。ってか仕事。。。あれ、してあるw」
嘘だwwww
とやっと将軍らしさを感じたせいか口元が緩む。
「・・・・政宗、もうあんな事は嫌だから。」
と彼に背を向ける。
そう、あの禍々しい事は二度と遭ってはいけない。
それは伊達家に呼ばれ、政宗と遊戯をしていた頃だ。
「冴暁!」
「?何だ?」
と政宗が、小さくって、その頃はまだ身長に余裕があった。
「あのね、お外・・・「ギャアァアァッ!!」
「っ!!」
一瞬、自分たちは固まった。
この、平和な米沢城で何が起こったというんだ。
暫くしてから
「政宗。」
「な。。何?」
その頃は怯えていていつも他の家の童子にからかわれていた政宗は声、身体が見事に震え上がっていた。
「ちょっと見てくる・・・」
「嫌だ!!行かないでっ!!」
「大丈夫。俺は、必ず政宗の所に戻ってくるから。ね?」
と指切拳万をして、俺は気配をできるだけ消して声をした方へ向かう。
そして大広間の襖を開けたら_________
「!!母上!!!!」
どこを見ても血、血、血。
「母上!父上!!」
涙を流していた。
と男が
「・・・彰良の童子か。」
「!お前か!俺の父上と母上を殺したのは!!」
「ほぅ・・・肝は座っているようだな」
と腰に差していた小太刀を握る
「だが、、、俺に勝てるか?」
「やってみなきゃわからない!!」
と男は刀を握り俺に向かってきた。
小柄とは言え大振りを振ってきた男の隙を狙い、切り裂いた。
「ぐぅっ!!」
「政宗は絶対に譲らない!!この米沢城、伊達軍も!!」
「チッ・・・」
「ハアァァッ!!」
と一閃を入れた。
「ふぅ・・・」
さすがに暴れ過ぎたかと思う。
「さて、、戻るか。」
と政宗を置いてきてしまった為泣いているだろうと思い足を速める。
「政宗」
「あ、冴暁!!」
「只今・・・」
「どうしたの!?怪我してるの!?」
と返り血も浴び、腕に何回か傷痕がある。
「大丈夫だよ・・・それより・・・俺の父上と母上が殺された。政宗の父上母上はなんとか逃げ切ったみたい。」
「そう・・・」
「ちょっと城下町で部下でも探そうか。」
「うん・・」
「手、離さないでね。」
そうだ。。。
あの日から政宗は変わったんだ_______________
「き。冴暁!」
「ん・・・・」
「珍しいな。お前が昼間に寝てるなんて」
「えっ・・・寝てた?」
「あぁ、そりゃもうぐっすりと。」
「つっ・・・・」
といきなり顔が熱くなる。
「政宗・・・たまに、さ、甘えてもいいんだぞ。あの日以来さ、仕事関連の時だけ甘えて・・・」
「ぶっwww」
「なっなんだよ!人が半分強請ってるのに!」
「あぁ・・・解ったよ。それより・・・」
と腕を引っ張られ腕をまじまじと見られる。
「ちょ、何やって・・・」
「腕、、、まだ怪我してる。」
「大丈夫だ。・・・・・・・・・政宗を守れてるんだから」
「じゃあ、、、一発やるか?」
「辞めろよ・・・これでも腰痛いんだから。」
「ha?んな事しらねぇな。」
「やっ辞めろって。おい!!」
「・・・じゃあ抱いていいか?襲わないから。」
「うん。。襲わなかったら特別夜、一緒に酒飲み交わしたりしてもいいけど・・・?」
「焦らすなよ。」
「焦らしてないけど?」
「まぁいいか・・・でもどうして寝てたんだ?」
「・・・昔を思い出しちゃって。」
「ハッらしくねーな。あん時は俺が守ろうとしたのにな。」
「いいだろーが」
と笑う
もし、、何処か遠いところ、否はるか天空に母上たちが居るなら今はこう伝えたい
__________助けられず申し訳ありませぬ。
でも、我は政宗に仕えられて嬉しいです________
参. 蒼龍乱舞! に続く