二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【稲妻11・ボカロ】翡翠の波紋【リク受付中】 ( No.235 )
- 日時: 2010/08/25 19:12
- 名前: 氷橙風 ◆aeqBHN6isk (ID: yjS9W/Zh)
+*甘い囁きとか、(反則でしょう、もう!)*+
「詩音お嬢様、有人様がいらっしゃいましたわ」
「え、本当? 早くとおして!」
かしこまりました、と深々とお辞儀をすると、メイドさんは部屋のドアを丁寧に閉めてでていった。
有人、最近来てくれなかったもの……本当に嬉しい!
綺麗な飾りのついた大きな鏡を見ると、肩までの水色の髪の毛をした私が、黒い瞳を緩ませている姿が映る。
ああ、わくわくしていることが顔にまででるなんてはしたない。これでも私は大企業スカイムーンカンパニーの社長の跡取り。ちゃんと礼儀はわきまえなきゃ! ……そう、身体が病弱な分。
**
こんこん、とドアをノックする音が聞こえた。他の人がするのとは違う、どこか優しい音。有人だとすぐにわかった。
「はい、どうぞ入って」
この上なくわくわくしていることを悟らせないために、深呼吸をして落ち着かせた声を出す。でも有人は察しがいいから、気付かれてしまうかもしれない。いつもいつも彼には驚かされるのよね。
「詩音、久しぶりだな」
「……ええそうね」
穏やかに微笑む有人が視界に映る。
これだけでも嬉しくて、胸が高鳴るのが自分でもわかった。でも、やっぱり落ち着いて話さなきゃ。そう思って、ちょっと素っ気ないかな、という返事をした。
「すまなかったな。許嫁なのに……練習で忙しくて」
許嫁という言葉が少しくすぐったかった。
頭をさげる有人に、謝ることはないわ、と言いながら「本当、寂しかったんだから」と聞こえないように呟く。そしたら、
「ん? 何か言ったか?」
「えっ」
ああやっぱり耳がいい。というよりも勘がいいといった方が適切かしら。……それにしても、ちょっと顔近くありません? 有人。
「ね、ねえ有人、もうちょっと顔……「詩音、」
焦る私の言葉を遮って、ぎゅっと私の狭い肩を掴む有人。
ど、どうしよう、凄い胸の鼓動が激しい。顔も熱くなるのを感じて、かなり恥ずかしい。——でも、もう少しこうしていたい。そんな気持ちもどこかにあったのは事実。
「寂しらがせてすまない。だが俺だって寂しかったんだからな」
「……ゆう、と?」
肩を掴まれたと思ったら、ふいに抱きしめられた。
有人の体温が伝わって、それに有人の鼓動も高くて。いつも冷静な有人もこうなることあるんだー……そんなことをぼんやりと考えて、
え、ちょっと待って。
「ゆ、有人! 急になに……」
「嫌か?」
少し悲しそうに囁かれたその言葉に何も返せなくて。無意識のうちに、抱きしめられたまま首を横に振った。
……ああもう、そういう可愛い顔は反則じゃないかしら!
+
俺がタヒねばいいことに間違いはない。
わあああああああゴメンなさい何これ何これナニコレ珍百景!?(落ち着け
毎回言うけどホント駄文でゴメンね。何なんだろうこれ。ザ・gdgd☆(うんそうだね
甘甘甘にしました。あー照れるきどーさん可愛いわあ。
うふふふそれでは失礼いたしましたぁ!