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＋＊綻びが融ける。＊＋


　——帝国学園サッカー部キャプテン、鬼道有人。
　頭脳明晰で運動神経抜群。チームの司令塔となっていつも活躍する有人は、冷徹で冷酷な態度で相手チームに接する。
　そんな彼の——彼女、というのか、とにかくそんな私、弓葉多可憐は帝国サッカー部のマネージャーでもあった。

「有人、大丈夫?」

　練習を一旦止め休憩に入るみんなにタオルやドリンクを渡してから、有人に話しかける。何か考え事をしているようだったけれど、どうしたんだろう。

「……無駄な心配をするな」

　するとそうぶっきらぼうに小さく、でもよく透る声で言って背中を向け、部室の方に行ってしまった。
　まあこれはいつものこと。……私の気のせいなのかもしれないけど、微かにこっちに穏やかな笑みを向けているのも。大丈夫、っていう意味なんだろう、それが彼なりの表現の仕方なんだろうって勝手に解釈して、ああ怒られちゃうかな。
　それでもなんでも、私が有人を大好きなことにかわりなんてないんだから!


＊＊


「ねえ有人ってば」

　何回か話しかけても気づかず、壁にもたれかかったままの有人の肩を揺さぶる。
　む、無視されてるわけじゃないよね? もしそうだったらどうしよう……。急に不安が襲ってくる。私単純なのかしら。でも有人に嫌われるなんて絶対嫌!

「ね、ねえ……?」

　怖くなって、よくわからないけど謝った方が良いのかなあと、やっぱり私単純だなって少し思いながら有人の顔を覗きこむ。

　そしたら次の瞬間、身体がぐいっと磁石のように引き寄せられた気がした。
　ううん、気がしたんじゃなくてこれ実際に引き寄せられてる。誰かに。……答えなんて、知ってますけど。


「お前は頑張りすぎなんだよ」

　耳元に口を寄せて、短い言葉を蜜みたいに囁いて。
　それってつまり、たまには休めってことなのかしら?


　勝手な解釈したら、怒られるかな、ねえ有人。


＋


毎度のごとく意味不明☆(タヒねいい加減

なんかよくわかんないです今私ちょっと眠いんですお風呂入りたい!
鬼道さんを帝国ver.つまり怖いあの頃の感じにしてみてデレさせましたそれだけですゴメンなさい調子乗りすぎました。
題名も意味不明ですねほころびがとけるってなんだそれ! 誰か、俺にセンスというものをくれ。誰かー。

あはははは火曜から四日間ここに来れないってどういうことだい……しかも水曜の稲妻見れないじゃないか……一週間の楽しみが……

あっありがとうございましたー。