二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【稲妻・ボカロ】翡翠の波紋【気まぐれ短編集】 ( No.37 )
日時: 2010/07/16 15:04
名前: 氷橙風 ◆aeqBHN6isk (ID: yjS9W/Zh)
参照: 今日で学校終わった!! でも友達が転校した;;

+*遠くで静かに呟く少女*+


——好き。

君を見ていると、いつもとは違う、不思議な感情があたしの中に湧いてくる。それがなんなのかは、どうしてだろう、自然にわかってしまうんだ。

空色の髪が風になびいて、綺麗だな、って思う。まるで本当に彼は風になってしまったようだなって。
すごいと感じると同時に、あたしには手が届かない存在じゃないかと、不安になるんだ。

それでも君は、いつもと同じようにあたしに接してくれる。いつもと同じ笑顔を向けてくれる。
けどね。
あたしは、その眩しい笑顔を見ると、さらに君が遠ざかっていくように感じるんだ。怖い。嫌。
君がその何気ない、いつもと同じ行動をする時、あたしはいつもと違う感情を抱いているの、君はわかってる——?

「どうしたんだ? ほら、円堂が呼んでるぞ」
「……ああ」

君の紅い眼が、あたしをじっと見る。優しく包み込まれているような錯覚を起こすあたしの脳。
でも、しょうがないよね。だって恋ってこういうものだと思うから。

だから、届かないかもしれないけど、あたしは今日も心の中で呟くんだ。


(大好きだよ、風丸)


桃色の髪を揺らしながら、一人の女子が走っていった。




一応まあ誰かわかるかな? いやわかんないよね。わかんなくて大丈夫。なぜなら駄文だから。

ソラが好きなCPだったから書いちゃいましたー。ゴメンねソラ、汚れたよねすいません。

それでは!