二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 海刀様リク ( No.425 )
- 日時: 2010/09/25 16:57
- 名前: 氷橙風 ◆aeqBHN6isk (ID: yjS9W/Zh)
+*甘くも苦くもない君(でもたまには?)*+
「修也ーっ、遊ぼーよー……いでっ」
なにすんのもー!、と思いっきり怒鳴りつけてやると面倒くさそうに振り向く修也。
なんで遊ぼうって言っただけで蹴られなきゃなんないのよばかやろーっ! ……まあそういうところが好きなわけでもあったりするんだけど、ね。
「うるさいな波風……今は遊べないから」
たったそれだけ言うと机に置いた本を持ち直し、読み始める。
私より本が大事なの、薄情者! ……あれ、薄情者ってこういう使い方であってるっけ?
「ねー修也! 本とかどうでもいいじゃん遊ぼうってば! 私は暇なの! 聞いてんのちょっとー!」
肩を揺さぶってもとことん無視。うー、ひどい。なんだか本が憎らしくなってくる。あんたよりも私の方が修也のこと好きなのに! ……あれこれどういう昼ドラ?
とまあそれは冗談だけど、とにかくちょっかいだしてやろうと本を奪い取ってやった。あっ、と一瞬驚いてすぐに後ろにいる私のほうに顔を向け、じとっと睨む。返せ、と低い声をだすと椅子から乱暴に立って奪い返そうとする。なーんだ、こうしたら簡単に修也動くじゃん。
じゃなくて、まあ当然修也の方が私より全然運動神経あるわけで。追いかけっこもすぐ終わる。
「やーだ、返さないもんねー! 無視する修也がいけないんでしょ、べーっ!」
「……わかったよ、後で相手してやるから早く離せ」
本の引っ張り合い。破れちゃったらどうしようと心配になったし、そこまでやりたかったわけじゃないんだけど……なぜか意地を張ってしまい離したくない。こうなりゃとことん奪ってやる!
すると修也は引っ張るのをやめ、ご丁寧に私の手を引っぺがそうとしてきた。……しゅ、修也に、ふれられてる? ……。そう思うと力がするすると抜けてしまい、簡単に本は修也の手に戻る。でも、修也のあたたかさはまだ私の手に残っていて。
「押してダメなら引いてみろ。……残念だったな波風」
ふん、と笑うと席に戻る修也。うー……
「うるさーい、とにかく遊ぼーってばーっ!」
「無理」
……まあ、それが私の好きな〝豪炎寺修也〟なんだけどね。
+
うん^p^
海刀、こんなんでよかったかな……? 海刀の性格がもうぐちゃぐちゃだけどそんなの海の広さに比b(ふざけるな
えと、リク有難う御座いました! お待たせして申し訳御座いませんでした!