二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

 春風様リク ( No.431 )
日時: 2010/09/26 17:14
名前: 氷橙風 ◆aeqBHN6isk (ID: yjS9W/Zh)

+*そんなことしか言えない(届くのかな、)*+


 明日は練習試合だ。弱小中だけど精一杯頑張らなくちゃ。
 そんなことを思いながら校舎の玄関に向かう。士郎と一緒に帰る約束したけど、待たせてないかな……まあそんな時間のことで士郎は怒らないよね。

「あ、春山、また明日」

 すると後ろから声がかかった。あたたかみのあるこの声は——

「喜多海君! うん、明日頑張ろうね」

 マフラー越しだから少しくぐもっているけど、喜多海君の声は落ち着いていてほっとする。きっと明日の試合、喜多海君はどんな形であれ活躍してくれるだろうな。——……あ、そうだ。

「あのね喜多海君、練習してる時見てて思ったんだけど——」


**


 わかった、じゃあちょっとすることあるから。そう言って教室の方に行った喜多海君の後ろ姿を見ながら、ハッとした。……かなり話しこんじゃった。どうしよう、士郎すっごい待たせてる……怒らないとしても、迷惑かけちゃったし、嫌われたら……。
 急いで玄関に向かう。どうしようどうしよう。不安がこみあげてくる。士郎に嫌われたら、そう思うと足がもつれそう。

「——士郎!」

 壁にもたれかかっていた士郎に声をかける。ん、と振り向く士郎は、いつもの穏やかな感じとは違って、やっぱり怒っているみたいだった。

「ご、ごめんね待たせて……ちょっと、その、喜多海君と試合のことについて話してて……」

 言い訳だとは自分でもわかってるけど、そんなことしか言えない。士郎の顔を見るのが怖くて俯いたまま、切れ切れになる息の中で言葉をだす。

「……別に遅れたのはいいよ、急いでないから」

 どこか冷めたような声。自分の身体の中で鼓動の音と息の音が反響する。
 怖い。そんな感情が何よりも大きかった。

「たださ、僕の言いたいことはね?」

 肩を掴まれる。冷たい。怖い。士郎が急に大きく感じる。

「僕よりも喜多海君と話してたかったのか、ってこと」

 怖い、でも今はそれよりも——士郎の言葉の意味を理解することでいっぱいだった。——え、どういう、こと?

「この際だから言っておくけど」

 よくわからなくてぐるぐると渦の中に放り込まれた感じのしたまま、ぐい。って、強い力で引き寄せられて、だけど不思議と抵抗する気にはなれない。
 それに、なぜか士郎の声が怒っているというよりも悲しそうに聞こえて。


「桃ちゃん、大好きだよ」

 誰かの腕の中のあたたかさと、その言葉が同時に届いた。

 夢の中みたいに心地よい。そっか、これ夢なのかも。じゃあ、言ってしまおうかな。


「——私だって、世界中の誰よりも士郎のこと好きなんだから!」

 ふっ、と士郎が微笑んだような、そんな気がした。




意 味 不 明 。

ちょっと調子悪すぎるぞ俺。あわわわ折角のリクなのになぜこんな駄文に……いつもに増して酷いぞ! これは酷すぎる!
本当にゴメンなさい。やきもちといより嫉妬というか一歩間違えたらヤンデレになっちゃいそうでした。しかも嫉妬の対象流君やん。え、なんで流君か? それは白恋の三人の中では(私が)一番流君が好みだからだぜ!
いや、真剣にすみませんでした。酷すぎますよねこれ。
そしてテスト頑張れ! だぜ。こんな駄文では励みに全然なんないよね……。