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—飛鷹SIDE—

飛「あ・・・」
響木さんが帰って来た
あれ・・・後ろの奴は・・・？
飛「響木さん、後ろの奴、誰ですか？」
俺に今気付いたのか、驚きながら俺を見る
・・・怯えたような目だ・・・
だが、いい目をしている・・・
響「俺にも分からんのだよ、聞いても答えてくれないしな」
響木さんのその言葉を聞くと後ろの奴は首を横に振った
口をパクパクさせてなにかを言いたそうだった
飛「・・・お前の名前は？」
詩「————！————！」
口をパクパクさせるだけでわかんねぇよ
飛「・・・紙とペン・・・必要か？」
そいつは首を縦に振った
差し出すとすぐに何かを書き始めた
書き終わると俺の方にそいつを向けた
“僕は蒼原詩亞瑠！どういう訳か声が出ない！飛鷹！助けて！”
飛「なっなんで俺の名前っ・・・！」
“僕は異世界から来た！つまりトリップしたって事！”

—飛鷹SIDE終わり—