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—風丸SIDE—

詩亞瑠の書いた言葉が少し気になった
『本物』・・・？
風「本物ってどうゆう事だ？」
詩亞瑠は俺の目を見てからノートに書き始めた
少し書く言葉に詰まったのか
指で自分の口元を押さえた
少ししてまた書き始めた
書き終わったみたいで俺の方にノートを向けた
“異世界から来た、つまりトリップ！”
風「えっ・・・トリップ！？」
詩亞瑠はにこっと笑った
本当だと言わんばかりに
一瞬、俺の心臓の鼓動が激しく鳴った
落ちつけ・・・
詩亞瑠は男かもしれないんだぞ
もしそうなら俺は・・・

　　コワレテシマウ・・・

綱「何で言葉喋んねぇんだ？」
綱海の声で我に帰る
詩亞瑠のノートには
“喋れないんだよ”
と書いてあった
立「なんで・・・」
さぁ？
そんな感じで肩をすくめた
詩亞瑠自身も分からないのか
音「にしても詩亞瑠ってかわった名前ですよね」
詩亞瑠は苦笑いを浮かべてからノートに文字を書き始めた
“自分でもそう思う”
思ってたのか・・・
次の瞬間、ヒロトが俺が気になっていた事を口にした
ヒ「詩亞瑠って可愛い男の子？可愛い女の子？」

—風丸SIDE終わり—


リン＞ふふふふふ・・・
怜奈＞大変だったのか・・・
　　　頑張る！