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「・・・・さ・・・・フライさん？大丈夫ですか？」
どうやら私は、昔のことを思い出していたようね。
「え、ええ・・・・。大丈夫よ。ありがとう。」
・・・あの時の選択は本当に正しかったのかは分からない。
でも、私は家族を守るためなら何でもやる。
「そうですか・・・？ならいいんですが。」
「心配してくれて、ありがとうね。」
その言葉にマスタングがちょっとだけ赤面したのは私の見間違いか、それとも・・・。
「つ、着きましたよ！ここが中央司令部です。」
「ここが・・・・。」
—ここが、あの子が働いている司令部・・・・か。