二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

イナズマイレブン 私と世界の仲間達 ( No.115 )
日時: 2010/08/25 14:11
名前: 薔薇結晶 (ID: w/o6P.S0)
参照: http://www.youtube.com/watch?v=e2IWrVVbpiM&feature=related

第21話 「心の旋律、癒しの旋律」



ジュリア「スゥ〜…。」

現在ジュリアは爆睡中。本人曰く、「何も見えないから面白くない。」だそうで。

フィディオ「よく昼の3時まで寝てられるな…。」
エドガー「きっと昼寝の感覚でしょう。」
マーク「何も見えないんだ。…あんな事を言うのも無理はない。」

『面白くないの、何もかも。』

「「「「………。」」」」


ジュリアは、今までどんな思いで毎日を過ごしていたのだろう。
『カンナ』と言う存在に縛られ、苦しめられて。
どんな気持ちでここに来たんだろう。

…そんな思いがチームメイトの頭に走る。






ジュリア「…。」
カンナ「全く、『薔薇の女王』ともあろう者が…無様ねぇ?」
ジュリア「その無様な姿にしたのは誰よ。」
カンナ「ふふっ、アタシよぉ?」
ジュリア「…いちいちムカつく奴ね、アンタは。」
カンナ「おぉ?そろそろ『音楽の女王(ミュージッククイーン)』になるぅ?ま、アタシは構わないけどぉ?」
ジュリア「旋律は、心。音符は、命。」
カンナ「それ聞きあきたぁ!」
ジュリア「だまらっしゃい、黒薔薇。」
カンナ「アンタが黙った方が早いわぁ?」
ジュリア「…『癒しの、旋律を。』」
カンナ「くっ…。」


翌朝————

<<♪♪♪♪♪♪♪〜♪〜♪〜…>>


リハビリ室から音楽が流れる。
柔らかい、ピアノの音だった。









弾いていたのは、ジュリア。
目を閉じたままとは思えない旋律を繰り出していく。


それを見た4人は

マーク「本当に見えていないのか…?」
フィディオ「信じられない…。」
エドガー「同年代の少女には、見えないな…。」
ビヨン「まるで、朝日から力を得ているように見える…。」




その時ピアノを弾いていたのは、音楽家として活動している、『音楽の女王』、『ミュージッククイーン』だった。


第21話 終わり

一応ジュリアが弾いていた曲のイメージをはっ付けときます。(はれるかしらんが。)
Pandora HeartsのLacieです♪