二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- イナズマイレブン 私と世界の仲間達 第2章突入! ( No.188 )
- 日時: 2010/09/02 15:58
- 名前: 薔薇結晶 (ID: pD1ETejM)
第5話 「黒薔薇の予感」
『巡り合ったが 運の尽き
ハラリ 零れ落ちる
言葉 連ねたとて
誰も 私にある 真 触れもできんじゃろ
サクラ 舞うが如く
今生 とはおさらば
されど 親に貰った この身がかわいい
命より重い べべ纏い 微笑う
傷は絶えぬ 喧嘩上等 (覚悟しいや)
抜いては戻す 刀と鞘 断ち切るは修羅
その裂け目に 堕ちた夢の 腸は無惨ぞ
相まみえて 滾らせる血を 分け合えるなら
愛しそなた 止めを さしてくんなまし
花の盛りが 惜しいかえ 』
カンナ「ふふっ、そろそろ紅薔薇もフィナーレを迎えなくては、いけないわねぇ…。あんな醜い紅の薔薇は今すぐにでも枯れるべきなのよ。」
カンナ「どうして私を殺してくれたんでしょうねぇ…。ホント、ありえないぃ〜。」
ご存知の通り、剣法寺 鉋である。2年前にシャルソン邸でも黒薔薇の暴走歴がある。
カンナ「ってかぁ、ジュリアも調子乗ってるわよねぇ…。好きな男の子までつくっちゃってぇ?それに好きな子の気持ちも分かんないなんて…ハハッ、バッカみたい♪」
カンナ「今度こそ死んでもらいましょうねぇ…。」
ジュリア「カンナめ…。また何か企んでるわね…。今度こそ…みんなを守り抜いてみせる!」
カンナ「アハハハ…、アッハハハハハハッ!!」
カンナ「馬鹿馬鹿しいっ、アタシは誰にも止められないわよ!!」
『消える飛行機雲 僕たちは見送った
眩しくて逃げた いつだって弱くて
あの日から 変らず いつまでもかわらずに
居られなかった事 悔しくて指を離す
あの鳥はまだ 上手く飛べないけど
いつかは風を 切って知る
届かない場所が まだ遠くにある
願いだけ秘めて 見つめてる
子供達は 夏の線路 歩く
吹く風に 素足を さらして
遠くには 幼かった 日々を
両手には 飛び立つ希望を
消える飛行機雲 追いかけて追いかけて
この丘を越えた あの日から変らず
いつまでも まっすぐに 僕達があるように
わだつみのような 強さを守れるよ きっと』
正義の紅と邪悪の黒。
対照的な2人の運命は・・・
第5話 終わり