二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

イナズマイレブン 私と世界の仲間達 第2章突入! ( No.197 )
日時: 2010/09/04 14:30
名前: 薔薇結晶 (ID: OWyP99te)

第6話 「危機」


ジュリア「何でこんな時にリーダーの呼び出しがかかるのかなぁ…。お昼ごはん食べらんないじゃん…。」





10分経過———。

ジュリア「終わったー!」



ジュリア「あ、アルト!」
アルト「…何だ。また君か。」
ジュリア「えぇ。また、私よ?」
アルト「だから前から言ってるじゃないか。僕に近づくなって。」
ジュリア「クラスリーダーとして、出来ません。」
アルト「………そういや、3組のカーライトさんが、君を探してたけど。」
ジュリア「ん、そうなんだ。…じゃあねっ、アルト。」



ジュリア「ごめん、サクラ。」
サクラ「いいよ〜、リーダーの呼び出しがあったんでしょ?フィディオから聞いたよ。」
ジュリア「ホント。昼食時間に呼び出して欲しくないよね。」
サクラ「うんうん。じゃ、食べようよ。」
ジュリア「そうだね。あ、シオンだ。」
シオン「あ、ジュリア。」
ジュリア「一緒に食べない?」
シオン「え…でも、」
サクラ「いいよ、多い方が楽しいでしょ?」
シオン「…じゃぁ、一緒に食べようかな。」





放課後—————。


<<<小等部、6年4組のジュリア・クラウンさん。今すぐ本館、職員室へ来てください。>>>

ジュリア「うわ、本日2回目の呼び出し。」
シオン「いってらっしゃい。」
ジュリア「ねぇ、サクラに先に帰ってもらうように言っておいてくれない?」
シオン「分かった。」



ジュリア「失礼します。ジュリア・クラウンです。」
「あぁ。ジュリアさん。」
ジュリア「話があるんですよね。」
「えぇ。…先日、ご両親が亡くなられたそうね。」
ジュリア「はい。」
「でも、貴女小等部で卒業するんでしょう?…出来れば、中等部も…続けてもらえないかしら?」



そんな話を約45分。

ジュリア「先生ったら、話を長引かせすぎよ。雪が吹雪いてきたじゃない。」

そんな中を歩く。
寒さに耐えながら、歩く。

だが次第に体が動かなくなってきた。

ジュリア「はぁ…はぁ…っ、寒っ、…。」

視界が揺れる。
周りが、雪に紛れて全く見えない。


<<ドサッッ>>


第6話 終わり