二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

イナズマイレブン 私と世界の仲間達 ( No.215 )
日時: 2010/09/09 06:26
名前: 薔薇結晶 (ID: XLtAKk9M)

第12話 「告白」



ジュリアの覚醒の翌日。

サクラがジュリアを訪ねた。


サクラ「ジュリア〜…。」
ジュリア「何?どうしたの?」
サクラ「あ、あのね…フィディオに……。」
ジュリア「フィディオに?」
サクラ「…こ、告白された…////」
ジュリア「おぉ〜!良かったじゃない!」
サクラ「へ、返事。まだしてないんだ…。」
ジュリア「どうして?」
サクラ「心の準備?が出来てなくて…。」
ジュリア「そうなんだ…。」


心の準備か…。
私もしないといけないな。

と、ジュリアは思った。


<<ピピピピッ、ピピピピッ>>

ジュリア「ゴメン、ちょっと待って。」
サクラ「誰から?」
ジュリア「……エドガー。『グラウンドに来てください』と見事に丁寧口調で。」
サクラ「行ってきたら?って言うかありがと。相談、乗ってくれて。」
ジュリア「いーよ、別にそんなお礼言われるような事じゃないし。」


グラウンドには、エドガーがいた。

ジュリア「どうしたの?エドガー。」
エドガー「来てくださって、ありがとうございます。」
ジュリア「ど、どうも…。」
エドガー「単刀直入にいいます。」


エドガー「貴女の事が、好きです。」


ジュリア「…Pardon?」
エドガー「好きなんです、女性として。貴女の事が。」
ジュリア「……。」

…どうしろって言うんだ。

私には、好きな人がいるのに。
エドガーではない、好きな人。


本当に、どうしようか。




グラウンドの物陰で、2人の話を聞いていた、いや、正確には聞いてしまった人物がいた。

「くそっ…。…先を、越されたか…。」

マークだった。
彼も彼女の事がすきなのは読者の皆様は知っている事でしょう。


マーク「……諦めるしか、ないのか……?」



第12話 終わり