二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- イナズマイレブン 私と世界の仲間達 マネジ募集中!今週中で! ( No.264 )
- 日時: 2010/09/16 19:22
- 名前: 薔薇結晶 (ID: kx1LgPV4)
第7話 「デザートライオン」
ジュリア「次はビヨンのチームか…。」
フロンティアスタジアム前。ジュリアは麦わら帽子を被って中へ入ろうとしていた。
そこへ
「お久しぶりです、キャプテン。」
ジュリア「! ビヨン、久しぶりね。」
ビヨン「試合を見に来られたのですか。」
ジュリア「えぇ。わざわざアメリカからね。」
ビヨン「…アメリカ代表なんですか、キャプテンは。」
ジュリア「まぁね。試合、楽しみにしているわ。」
…試合って、私にとっては技の保管庫に近いのよね。
だって、必殺技を試合で使わないチームなんてないでしょ。
<<ピッ>>
マーク<<ジュリアか。どうだ?そっちの試合は。>>
ジュリア「今からイナズマジャパン対デザートライオン戦よ。」
マーク<<…ニースのチームが負けたそうだな。>>
ジュリア「ふんっ、優勝候補って言われて舞い上がった結果よ。」
マーク<<それもそうだな。>>
ジュリア「イナズマジャパンって技を使いたい放題よね。私がいるにも関わらず。」
マーク<<いくつコピーした。>>
ジュリア「ん〜、5個前後かな。“カンガルーキック”、“グレイブストーン”、“グレートバリアリーフ”、“メガロドン”、“ザ・タイフーン”、“爆熱スクリュー”……あ、“正義の鉄拳”…くらい?まだあったかも。」
マーク<<そ、そうか…頼んだぞ。>>
ジュリア「…あ、“爆熱ストーム”忘れてた。」
そして試合が始まった。
前半に2点を入れられたデザートライオン。
ジュリア「あっはは〜、これ大丈夫なの〜?」
ジュリア「でも、この試合には『罠』があるわ。ジャパンはそれに気付いているかしら…?」
後半、次々にイナズマジャパンの選手が倒れていった。さらには同点に追いつかれる。
が。
デザートライオンが負けた。
宇都宮虎丸という選手に、土壇場で逃げ切られたのだ。
ジュリア「砂漠で迷子になるがいいわ…。」
第7話 終わり