二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 私と世界の仲間達 ( No.279 )
日時: 2010/09/18 18:19
名前: 薔薇結晶 (ID: xeUX4s55)

第12話 「時間に厳しい」



ジュリア「さ、着いたわ。ここが私達の合宿所よ。」

それはレトロな雰囲気の漂うものだった。


ジュリア「監督は訳あって居ないから、私がこれからの予定を伝えるわね。」
マリ「(こんな時に監督居ないってどうなの。)」
ジュリア「まず、各自自室が用意されてるからそこに荷物を置いてくる。」
カズヤ「うん。」
ジュリア「次、今日は7時から開会式だからその準備。まぁユニフォームに着替えるだけだから。それだけ。」
全「それだけ/かよ!!?」
ジュリア「えぇ。現時点ではそれだけよ。」

真顔で言われたらどうしようもない。

ジュリア「じゃぁ、6時半にきっちりここに集合。」




6時25分————。

マーク「ジュリア。」
ジュリア「あら、マークじゃないの。」
マーク「何読んでるんだ?」
ジュリア「本。」
マーク「いや、見ればそれは分かる。」
ジュリア「小説。刀○。」
マーク「そ、そうか…。」

6時30分————。

ジュリア「全員そろった?」
ミケーレ「まだディランが来てない。」
ジュリア「…お仕置きが必要ね…?」
全(マーク以外)「(怖っ!?)」
ドモン「(よくあんなに平然といられるな、マーク。)」
マーク「(あれは小学生時代で慣れた。)」
ドモン「(小学生の時からアレだったのか!?)」
マーク「(あぁ。もう平気だ。)」
カズヤ「(いろんな意味ですごいな、マーク…。)」
マーク「(ジュリアは時間に厳しすぎるからな。時間制限についてはこうなる。みんな覚えとけよ。)」
全「(了解…。)」

<<バンッ>>

全(やはりマーク以外)「Σ!?」

ジュリア「ディランッッ!!(怒
ディラン「ジュリア…?…!!あっ!!ミーとした事が!」
ジュリア「早く降りてきなさい!!1分30秒も過ぎてるわ!!」
ディラン「“フローラルローズ”は勘弁だよ!?」
ジュリア「貴方の階段を下りる速度で決めるわ。早くなさい!!」

<<ドタタタタタタタッッ>>

ジュリア「“天空・落下薔薇”!!」

<<ゴッッ>>

ディランの後頭部に直撃した。当然ながらディランはぶっ倒れた。

ドモン「だ、大丈夫か、ディラン…。」
カズヤ「ディラ〜ン…?」

2人がディランを揺すっている。が、応答ナシ。

ジュリア「放っておけば起きるわ。結構低い位置から打ったから。行くわよ。」
マーク「(こうなりたくなかったら時間に気をつけろよ。)」
全(ディラン以外)「(りょ、了解…!)」



10分後にディランが起きた。

ディラン「いたたた…。」
ドモン「大丈夫か?」
ディラン「“天空・落下薔薇”でよかったよ。あの位置から“フローラルローズ”か“ブルーローズブレイク”を打たれてたらミーは確実に死んでたよ…。」
カズヤ「マークがいて“レジェンドエクエス”受けてたr「「即死に決まってるわ/だろ。」」…だよね。」

“ジュリア=時間制限に厳しい=最強”

この方程式がチームメイトの頭の中に染み付いた。



第12話 終わり