二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

イナズマイレブン 私と世界の仲間達 ( No.300 )
日時: 2010/09/21 06:09
名前: 薔薇結晶 (ID: xBFeLqnd)

第16話 「パーティーの準備」

※この話は大分本編より改造してます。ご了承下さい。

監督「ジュリア、ちょっと来い。」
ジュリア「…?はい。」


ジュリア「パーティー?」
監督「あぁ。ナイツ・オブ・クイーンの招待だ。」
ジュリア「何でまたそんな事…。」
監督「手紙の内容が嘘ではないなら、Aブロックの出場チームが全て来るそうだ。」
ジュリア「Σえっ。」
監督「…どうする、行くか、行かないか。」
ジュリア「普通それを監督が決めるんじゃないんですか…?」
監督「お前たちで行ってこい。4人もコピーに優れた選手が居るんだからな。」
ジュリア「…分かりました。行きましょう。」


ジュリア「と、言うわけで。」
マリ「行くんだ…。」
ジュリア「えぇ。正装してね。」
マーク「衣装は?」
ジュリア「向こうが提供してくれるんですって。でも面倒な事に取りに行かないとダメなのよ。」
カズヤ「今日は練習があるからな〜…。」
マリ「私、取ってこようか?」
全「えっ!?」
ジュリア「ま、マリ。貴女メンバー17人分の衣装を1人で運ぶの…?」
マリ「何回か往復すれば大丈夫!」
ジュリア「でも…。」
マリ「任せてよ!マネージャーなんだし、コレくらいしないとね!」





練習が終わり、午後6時。(飛ばしすぎ!

マリ「じゃんっ!」
ジュリア「よくコレだけの荷物を運んだわね…。」
マリ「じゃ、着替えようよ!間に合わないのはタブーだし。」
ジュリア「名札があるから、自分の奴を取って20分後に集合。いい?」
全「はい…!」
ジュリア「??」


ジュリア「ちょっと待って…。コレはないでしょ…。」

中身は白黒のドレス。黒の下地に白いレースやリボンが施されている。

ジュリア「冗談じゃないわ。こんなメイド服着ていけますか!」

そういってジュリアはクローゼットを開く。

ジュリア「そういえばコレ着れなくなったんだっけ…。」

青のワンピース。ドイツで伯母のクレアに買ってもらったものだ。

ジュリア「あっ、そうだ。」

そしてジュリアは行動に出た。



マリ「ね、念のために聞くけど…20分過ぎてるよね?」
カズヤ「うん。」
マリ「…ジュリアが来てない。」
マーク「様子を見てくる。」


<<コンコンッ>>

ジュリア「はい…って、時間過ぎてるから見に来たのね。」
マーク「あぁ。時間にとてつもなく厳しいお前が遅れてるんだからな。」
ジュリア「…ちょっと入って。」
マーク「? あぁ。」

マークはその光景にすこし驚いていた。
綺麗好きのジュリアの部屋が荒れている。

マーク「な、何やってるんだ…?」
ジュリア「エドガーが白黒のメイド服みたいなドレスを用意したのが元凶よ。」
マーク「…みんなには先に行っておいてもらうか…。」


マーク「と、言うわけだ。」
マリ「わ、分かった…。先に行ってるね。」


ジュリア「マーク。」
マーク「何だ。」
ジュリア「簡単にでいいから髪を結って。」
マーク「…どうなっても知らないぞ…。」
ジュリア「? 何言ってるの?あなた結構器用じゃない。お願い。」
マーク「…分かった。文句言うなよ。」

ジュリアはドレスに色々縫い付けるに必死です。
マークはジュリアの髪を結ってます。

マーク「終わったぞ…。」
ジュリア「こっちも終わったわ。ありがとう。」

ジュリアは鏡を見て驚く。

ジュリア「…マーク。貴方こんなのどこで覚えたの。」
マーク「母さんに習った。」
ジュリア「そう…。やっぱり器用ね、ありがとう。」
マーク「そろそろ行かないと本気で間に合わないぞ。」
ジュリア「そうね。急ぎましょうか。」


第16話 終わり