二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

イナズマイレブン 私と世界の仲間達 ( No.301 )
日時: 2010/09/21 22:43
名前: 薔薇結晶 (ID: 87/p/wqU)

第17話 「パーティー開始!」


ジュリア「ごめんなさい…。」
マーク「何がだ?」
ジュリア「だってパーティー始まって1分経ってる…。」
マーク「……細かいな。」





会場に着くと、選手で溢れかえっていた。

ジュリア「うわ…。」
マーク「予想以上に多いな…。」

まぁ、11人×5チーム+5人となれば計60人もいるので、多い事は多いだろう。
そこに関係者も入れているのだ。

エドガー「! Msジュリア!」

エドガーの一言で会場の視線がジュリアに向けられた。
だがジュリアは驚きもしなかった。本人曰く「そんなものは慣れよ。」だ。

「ジュリア…!!」
ジュリア「!! サクラ…?」
サクラ「良かった!覚えてる!?」
ジュリア「当然よ、忘れるわけないわ…!」

リトル・クラウン時代のマネージャー、サクラ・カーライト。
彼女にはジュリアはかなり世話になっている。

サクラ「よかった、マークとも上手くいってるみたいね。」
ジュリア「サクラ、それは発言したら即地獄逝きよ?」
サクラ「怖っ!」
エドガー「Msジュリア。遅かったですね。」
ジュリア「えぇ。そちらが用意したメイド服か喪服か分からないようなドレスにものすごくてこずったわ。」
エドガー「その青い生地は貴女が?」
ジュリア「そうよ。」
エドガー「それは失礼しました。」

「すいませ——ん!!遅れましたぁ!!」

これこそ本当に会場がざわめいた。

「円堂君!」
「あ、悪い。」
ジュリア「イナズマジャパンのキャプテン…。」
マーク「あれがか…。」

どうもマナーがなっていない。

ジュリア「とりあえず、みんなにあいさつをしてくるわ。」
マーク「分かった。」

ジュリア「久しぶりね、テレス。」
テレス「よぉ、キャプテン。」
ジュリア「身長伸びたわね。」
テレス「そっちは縮んだか?」
ジュリア「…喧嘩売ってるの?」
テレス「…やめとくよ、アンタ結構喧嘩とか強そうだし。」
ジュリア「………。」


フィディオ「やぁ、久しぶり。ジュリア。」
ジュリア「元気そうね、『流星』。」
フィディオ「ははっ、まぁね。『蒼薔薇』。」

会場がどよめいている。

ジュリア「マーク、コレは何事?」
マーク「いや、エドガーがイナズマジャパンのキャプテンに喧嘩ふっかけてな…。」
ディラン「すごい事になったよ…。」
ジュリア「ちょうどいいわ…。盗んであげましょう。」
「「あぁ/イエス。」」

エドガーと円堂がユニフォームに着替えた。

ジュリア「準備はいい?」
マーク「あぁ。」
ディラン「イエス!」


エドガー「“エクスカリバー”!!」
円堂「“怒りの鉄鎚”!!…うわぁっ!!」


ジュリア「何だ、“エクスカリバー”か。」
マーク「お前はもうコピー済みか…。」
ディラン「ジュリアはリトル・クラウン時代にはもう“コピー・ローズ・アイ”は習得してたしね。」
ジュリア「フィディオの“オーディンソード”もテレスの“アイアンウォール”も私は習得済みだし?」
マーク「まだまだコピーしてきた技はあるだろ?」
ジュリア「当然。ない方がおかしいわ。」

<<トンッ>>と肩を叩かれた。

ジュリア「い、一兄!?」
風丸「久しぶりだな、樹璃亜。」
マーク「誰だ?」
ジュリア「イナズマジャパンのDFで、私の従兄弟。風丸一郎太…君?」
風丸「…ま、まぁよろしく…。」
ジュリア「私のチームメイトでMFのマーク。」
マーク「よろしく。」
風丸「じゃぁ俺のチームメイトも紹介するよ。FWn「豪炎寺修也君、MFの鬼道有人君ね。初めまして。」…2人を知ってるのか?」
ジュリア「えぇ、雑誌でね。」
マーク「(宣戦布告、しておいたらどうだ?)」
ジュリア「(…そうね。その方が面白そうだわ。)」
鬼道「俺たちもお前らの事は知っている。」
豪炎寺「特集も組まれていたしな。」
ジュリア「そう…。…豪炎寺君、私と一勝負、してみない?」
豪炎寺「……いいだろう。」

と、言う事で。

ジュリア「いつでもいらっしゃって。」
豪炎寺「行くぞ!“爆熱ストーム”!!」
ジュリア「クスッ……。」

<<バシュウウウゥゥンッ>>

豪炎寺「何っっ!?」
ジュリア「やっぱり。片手で止められたわ。」
ドモン「よ、予言通りだな…。」
秋「予言?」
カズヤ「あぁ。この前言ってたんだ。“爆熱ストーム”なら片手で止められるって…。」
秋「そんな…。」

ジュリア「なかなかいいシュートだったわ。豪炎寺君。」
豪炎寺「お前もなかなかのキーパーだな。」
ジュリア「私はMFよ?予備GKでもあるけど。」
豪炎寺「雑誌で読んだ。リベロだって事はな。」
ジュリア「そう。最近の雑誌は何でも載ってるのね〜。」


マーク「どうだった。」
ジュリア「ははっ、予想以上に弱かったわ。」
ディラン「そうかい。ミーたちも結構コピーできたよ。」
ジュリア「では情報収集はこれにて終了。あとはパーティーを楽しみましょ。」


第17話 終わり