二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

イナズマイレブン 私と世界の仲間達 必殺技募集中! ( No.324 )
日時: 2010/10/14 21:50
名前: 薔薇結晶 (ID: vaXSOZHN)

第19話 「予言ごっこ」


ジュリア「初戦はイタリア代表、オルフェウスよ。」

現在朝食を取りながら試合の説明中です。

ジュリア「フィディオ・アルデナ。彼は要注意よ。」
マーク「初戦でフィディオ達と当たるとはな…。」
ディラン「予想外だね…。」
ジュリア「それに彼は『イタリアの白い流星』と呼ばれるだけあってドリブルは華麗でシュートは鋭いわ。本当に彼には気をつけて。」
マリ「なんでそこまで詳しいの?調べた?」
ジュリア「リトル・クラウン時代の同級生だし、注目選手でもあるし…。それに昔からの彼の特性だからね。ちなみにマークとディランもリトル・クラウン出身よ。」
ドモン「そうなのか?」
マーク「あぁ。言った事なかったか?」
カズヤ「多分ない。」

ジュリア「今日、イギリス対ジャパンの試合があるの。」
マリ「えっと…。ウミヘビスタジアムで。」
マーク「俺たちは情報収集でその試合を見に行く。」
ジュリア「だから、練習はミケーレを中心に進めておいて。」
全「おぅ!!」


ジュリア「さて、行きますか。」
カズヤ「久しぶりにみんなのプレーが見れるな!土門!」
ドモン「そうだな。」
ジュリア「イナズマジャパンは本当に必殺技を使いたい放題使ってくるからね。」
マーク「じゃぁそれは遠慮なく盗んでやろう。」
ディラン「そしてそれをイナズマジャパン戦で使うのかい?」
ジュリア「…それはその時によるわね。」
マーク「俺達と戦う時はもっと増えていそうだからな。」
ディラン「that's right!」



ウミヘビスタジアム。

ドモン「うわ。イギリスだらけだな。」
カズヤ「日本のサポーターいるのか…?」
ジュリア「どうかしらね…。」
マーク「席空いてるか?」
ディラン「まだ30分前だし、空いてるよ。」

外見からすると観戦に見えるこの5人。
私服だから余計にそう見える。が。
実際は全然違う。
マーク、ディラン、ジュリア、一之瀬はコピーの為。土門は付き添いのノリで来ている。

ジュリア「あ、入ってきた。」
マーク「ナイツ・オブ・クイーンか…。」
カズヤ「ジュリア、何か予言してよ。」
ジュリア「そうね…。恐らくナイツ・オブ・クイーンは必殺技を合計で5つ、必殺タクティクスを2つ、使ってくると思うわ。」
ドモン「何か正確に当たりそうだな、この予言。」
ディラン「ミーは当たると思うよ、この予言は。」
マーク「俺は当たらない方がおかしいと思うが。」
カズヤ「じゃぁ、どっちが勝つと思う?」
ドモン「俺は円堂達に勝って欲しいけどな。」
マーク「俺はイギリスだと思う。」
ディラン「ミーもイギリスだと思うよ。」
ジュリア「私はイナズマジャパンだと思うわね。」
マーク「…理由は?」
ジュリア「彼らは形勢逆転のタイプだから、なんとなく。」
マーク「…ジャパンはいくつ必殺技を編み出すと思う?」
カズヤ「えっ?」
ドモン「こ、この試合で必殺技を?」
ジュリア「…貴方はいくつだと思うの?マーク。」
マーク「2つくらいじゃないか?」
ジュリア「私もそうだと思うわ。でも必殺タクティクスが1つ生まれると思う。」
カズヤ「はは…正確だな…。」
ドモン「正確すぎて怖い。」
ジュリア「ねぇ、エドガーはあのタクティクスを使ってくると思う?」
マーク「…どうだろうな。」
ジュリア「私はイギリスのタクティクスの1つがリトル・クラウン時代に作り出したものだと予言するわ。」
マーク「面白い。だったら俺はエドガーが“パラディンストライク”も使うと予言しよう。」
カズヤ「じゃぁ、改めて。どっちが負ける?」

「「予言する。イギリス代表、ナイツ・オブ・クイーンが負ける。」」



第19話 終わり