二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 私と世界の仲間達 必殺技募集中! ( No.329 )
日時: 2010/09/25 16:42
名前: 薔薇結晶 (ID: Dz78gNY2)

第21話 「稲妻VS騎士・後編」


ジュリア「でも、“アブソリュートナイツ”は完全無欠のタクティクスではないのよ?エドガー。」
マーク「…そうなのか?」
ジュリア「あら、気付かなくて?あのタクティクスは陣形が2つしかなくて、後ろはがら空きなのよ?」
マーク「あぁ…、なるほどな。」
ジュリア「あんなタクティクス、ロングパス一発で突き破れるじゃない。」

ジュリア「(でもイナズマジャパンにはそんな高度なパスを出せる選手はいない。きっと他の方法で…。)」

ナイツ・オブ・クイーンが再びボールを支配している。

ジュリア「…ドリブル技、来るわよ。」

エリック「“ウルトラムーン”!!」

そして、フィリップ・オーウェンがシュートかと思われた。が、フィリップはバックパス。

ジュリア「あ〜ぁ、残念。1点ね。」
マーク「だな。あれはさすがに無理だろう。」

マーク「(最も、ジュリアがいれば別だが。)」

ボールを持ったのが、エドガーなのだから。

エドガー「“エクスカリバー”!!」

<<これは無謀な!エドガー、超ロングシュートだ!!>>

ジュリア「リトル・クラウンの選手であれば、『無謀』なんて言葉は使わないわよね?」
マーク「『無謀』より、『最適』だ。」

壁山「“ザ・マウンテン”!!」

円堂「“怒りの鉄槌”!!…うっ、うわあぁぁぁっ!!」

<<バシュウゥンッ>>

イナズマジャパンに衝撃が走る。

<<驚きました!あれだけ遠くから放った“エクスカリバー”が決まった!!ナイツ・オブ・クイーン、先取点です!>>
<<どうやら“エクスカリバー”は距離が離れれば離れるほど威力が増すシュートのようです。>>

『この剣を引き抜きし者は、王たる資格を持つものなり』

ジュリア「…聞いた?今のセリフ。」
マーク「だったらその資格を持つのは俺達だろう。4人もいるんだ。」
ジュリア「そうね。今度エドガーの目の前で言ってあげましょう。」

イナズマジャパンの監督が鬼道を呼ぶ。
そして耳元で何かを囁いた。
鬼道は何か、気がついたようだ。

そして風丸と栗松に声をかける。

試合が再開した。

そこで、鬼道、風丸、栗松の3人は少し変った攻撃方をする。
列車の如く、連なった陣形だ。

そして、選手を次々と3人で交わしていく。

ジュリア「おぉ、これはまた意外な。」
マーク「強行突破だな。」
カズヤ「目標をかえて交わしていくのか…。鬼道らしいな。」

そして、豪炎寺にボールが渡る。

ランス「“ストーンプリズン”!!」

豪炎寺は、上に跳んだ。そして

豪炎寺「行くぞっ!“爆熱スクリュー”!!」
エドガー「そうはさせない!!」
豪炎寺「何っ!」

ジュリア「あんな所まで下がってたのね。」
カズヤ「まさか、あの位置から…。」
マーク「だろうな。」

エドガー「受けるがいい!!“エクスカリバー”!!」

<<ゴールエリアから打った!フィールドを最大限に使った、最強の“エクスカリバー”だ———っっ!!>>

<<イナズマジャパン、絶体絶命か————っっ!!?>>


第21話 終わり