二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

イナズマイレブン 私と世界の仲間達 必殺技募集中! ( No.333 )
日時: 2010/09/26 16:56
名前: 薔薇結晶 (ID: 9ySylEp9)

第23話 「作戦会議」


カズヤ「どっちにしようかな…。」
マーク「と言うより、運良すぎだろ。ジュリア。」
ジュリア「ふふっ、今日はなんかそんな気がしてたのよ。」
ディラン「いきなり2枚は早いよね…。」
ドモン「だよな。」

現在5人でババ抜きをしています。
で、ジュリアは最初の時点で残り2枚だったんです。

しかも、片方はババ。(ジュリアしか知らないが)

カズヤ「こっちだっ!!」
ジュリア「あははっ、残念だったわねカズヤ!」
カズヤ「ガーン…。まさか片方がババなんて…。」
マーク「運が良すぎだ。」
カズヤ「ほら、ディラン。…早く引けよ。」
ディラン「よっと!…セーフ!次はドモンだよ!」
ドモン「じゃぁコレ。おっ、やりぃ〜♪次、マークだな。」
マーク「あぁ。…次、ジュリア。」
ジュリア「…コレにするわ。…ぷっ!」

「上がりっ♪」

ジュリアが置いたカードはクラブの9とハートの9。

ドモン「一瞬だったな…。」
ジュリア「やっぱり運が良かったのね、今日は。」
マーク「昨日は恐ろしいほどに運が悪かったしな。」
ジュリア「ホント。アレは勘弁だわ。」
ディラン「oh!shit!!」
カズヤ「あははっ!ディランって単純な罠に引っかかりやすいよな!」
ジュリア「お願いだから試合では罠に引っかからないようにしてよ…?」






マーク「先日のイギリス戦、気になった事はないか?」
ジュリア「ない訳がないでしょう。」
カズヤ「ナイツ・オブ・クイーンは超攻撃型。でもユニコーンだってどちらかと言えば攻撃型だ。」
ジュリア「でも私達は守備型でもあるわ。」
マーク「…うちはバランス型って事か。」
ジュリア「そうね。イギリスは攻撃型だし、守備の技が1つしかない。」
カズヤ「だったら俺達はどちらかと言えば有利だな。」
マーク「だが1人でシュート技を放てる選手が少ないような気もするな。」
ジュリア「何を言ってるの。その弱点を解消するために貴方達に“コピー・ローズ・アイ”を習得させたんでしょう。」
カズヤ「チャンスがあれば6人で攻めていこう。だがソレができない場合は…。」
マーク「俺とカズヤ、ディラン、ジュリアの4人で攻めるか。」
ジュリア「いえ、3人で攻めて。」
カズヤ「え?」
ジュリア「カウンターを仕掛けられたら、対応できる選手がうちは少ない。だから私は守備にまわるわ。」
マーク「確かに、ジュリアはユーティリティープレイヤーだからな…。フルタイムで出場する為にも、その方がいいだろう。」
カズヤ「で、速攻で攻める時は…。」
ジュリア「“無敵の槍”か“薔薇の7騎士”ね。」
マーク「いや、“薔薇の7騎士”はそこまで速攻に適したタクティクスではない。“無敵の槍”の方が絶対だろう。」
ジュリア「そうね。守備には“荊の壁〜ソーンウォール〜”を発動するわ。」


第23話 終わり