二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 私と世界の仲間達 ( No.351 )
日時: 2010/09/30 05:28
名前: 薔薇結晶 (ID: hF19FRKd)

第24話 「2人の休息」


ジュリアとマークは練習が終わったら1時間ほど帰ってこない。それも、毎日。

出かけているのだ。


ジュリア「…今日はなんとなく疲れたわ。」
マーク「なんとなく疲れるってどういう意味だ。」
ジュリア「意味はないわよ、別に。」
マーク「そうか。」

アメリカエリアの歩道を歩く2人。
行き先はスクラップ広場だった。

2人の日課の1つとして、スクラップ広場でする事があった。
車の上に飛び乗る。

ジュリア「さて、始めますか。」
マーク「そうだな。…曲は?」

ジュリアはマークに右手でサインを送る。

マーク「…分かった。アレだな。」


皆さんはジュリアの趣味を覚えているだろうか。
ピアノとヴァイオリンを弾く事、レースを編む事。

だが、その文武両道のジュリアがマークにヴァイオリンを教えていた事は知らないだろう。
ジュリアの才能。それはサッカーに限らず、いろいろな楽器を演奏できる、『音楽の女王』の才能があった。

マークはヴァイオリンを始めて間もないが、綺麗な旋律を奏でている。
ジュリアだからこそ、短期間でここまで出来るようになったのだ。

そして、ジュリアの口が開く。

『紙に書いたら分かるのかな 言葉にすれば見えるのかな
 何もなくなってしまった だけど体重く感じた
 足りなかった言葉 やっと気付いた
 今なら全て包めるのにな

 何度名前を呼んでも 決して届かないけど今
 思い出す 振り向く笑顔が
 眩しくてきゅっと目を 伏せた
 もう2度と誰かの事 好きにならないと思ってたのに
 君だったから 解けたんだ
 なのに もう 君が居ないんだ

 今は何処を歩いてるんだろう 灯り見失ってしまった
 欠けちゃった心 補う為に
 誰か想えたら楽なのにな

 何度名前を叫んでも 決して届かない夜空に
 浮かべてる 柔らかい笑顔
 眩しくてきゅっと目を 伏せた
 もう1度誰かの事 好きになろうと思ってみたのに
 君の声が 離れないんだ
 だから今 君を呼ぶんだ

 そっと胸に抱いた 言葉を手紙に託した
 一言でいい 届いて欲しい
 涙 一雫 落ちた

 何度名前を呼んでも 決して届かないけど今
 思い出す 振り向く笑顔が
 眩しくてきゅっと目を 伏せた
 もう2度と誰かの事 好きにならないと思ってたのに
 君だったから 解けたんだ
 『ありがとう』今も思うんだ
 君だったから 解けたんだ
 だから今 君を呼ぶんだ』

<<ワアァッッ>>
と、スクラップ広場が歓声に包まれる。

ジュリア「良かったよ。ヴァイオリン。」
マーク「…少しミスがあったんだが。」
ジュリア「3ヶ所あったわ。」


この広場のライブをやっている人は結構いるが、2人以上に歓声が上がった事はないらしい。

1回、5人でライブをした事もあった。

ユニコーンのメンバーでやっている人も少なくない。
なのに、こんな歓声は始めてらしい。

ジュリア「今度また5人でやりましょうよ。」
マーク「そうだな。…少々ディランを扱かないといけないが。」
ジュリア「…そうね。」


第24話 終わり

うっわ〜…。超gdgd。
この小説始めて1番ダメかもw