二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

イナズマイレブン 私と世界の仲間達 ( No.513 )
日時: 2010/10/30 12:48
名前: 薔薇結晶 (ID: 7m3//6LO)

第35話 「怒涛の後半」


後半、イナズマジャパンのボールでキックオフ。

ボールを後ろに回した時点で、遅かった。
ジュリアの足元に渡ってしまったのだから。

ジュリア「カズヤ。」
カズヤ「え!?」
ジュリア「何よ、“ローリングサンダー”やるんでしょう?」
カズヤ「君は加わらないのか?」
ジュリア「ミケーレに任せるわ。面倒だし、体力残しておきたいから。」
カズヤ「分かった。行くぞ!!」

マーク「ディラン、ミケーレ、GO!!」
「「おぅ!!」」

ジュリア「『フィールドの魔術師』、一之瀬一哉が生み出した必殺タクティクス“ローリングサンダー”…。」

「ジャパンは彼の魔術を見破れるかしらね…。」

そう言ってジュリアは<クスッ>と小さく、そして魔女のような妖しい笑みを浮かべる。

鬼道「何をするつもりだ!!」

風丸が一之瀬を止めようとするが、一瞬で抜かれる。

風丸「!!」
円堂「速い!!」

壁山と綱海の前には一之瀬、マーク、ディラン、ミケーレの4人。

<<あっという間にユニコーンの前線の選手がペナルティエリアを囲みました!!>>

円堂「壁山!綱海!気をつけろ!!」
「「おぅ/はいっす!!」」
一之瀬「行くぞ!!必殺タクティクス!!」

そう言って一之瀬はシュート。
ソレは綱海がクリア。

カズヤ「マーク!」

クリアしたボールをマークが再びシュート。
ソレを壁山がクリア。

カズヤ「ディラン!」

壁山がクリアしたボールをディランがシュート。
綱海がクリアする。

カズヤ「ミケーレ!!」

それをミケーレが蹴り込む。
だが壁山がクリア。

<<イナズマジャパンのDFがクリアしたボールの先には、必ずユニコーンの選手がいて、間髪いれずにシュートを連打!!>>
<<他の選手は包囲網の中に入れませんねぇ…。実に巧みなタクティクスです。>>

カズヤ「圧倒的スピードで、相手ディフェンスより数的優位な状況を作り、雷鳴が轟くように激しく攻撃する…。それが、“ローリングサンダー”だ!!」

そして、壁山と綱海が衝突。
ゴール前はがら空きとなった。

カズヤ「マーク!ディラン!!」
マーク「行くぞ!!」
ディラン「ビックサプライズだ!!」

「「「“グランフェンリル”!!!」」」

紫の魔狼(と言っても元は狼の姿をした巨大な怪物らしい)、フェンリル。
かつて北欧神話の神、ロキと女巨人アングルボダの間に生まれたとされる、3兄妹の長子。
(ウィキペディアより)

その狼がイナズマジャパンのゴールを襲う。

円堂「“イジゲン・ザ・ハンド”!!!」

だが“グランフェンリル”はそれを難なく突き破った。

円堂「あっ…!!」
カズヤ「よし!!」

ジュリア「ナイスシュート。」
カズヤ「よし!この調子で行くぞ!!」

全「おう!!!」


第35話 終わり。