二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 私と世界の仲間達 ( No.519 )
日時: 2010/10/30 19:52
名前: 薔薇結晶 (ID: 7m3//6LO)

番外編 「ハロウィン☆お菓子」


カズヤ「ジュリアはお菓子作れるのか?」
ジュリア「和菓子なら得意だけど?」
ドモン「いや、洋菓子は?」
ジュリア「作った事ないわ。」
メアリー「どうしよう。かなり不安になった。」
マーク「だろうな。お前はお嬢様だからそんな物作ったことないんだろ?メアリー。」
ディラン「でも身分で言えばジュリアもお嬢様じゃ…?」
ジュリア「私は跡継ぎ、メアリーは令嬢。身分は違うわ。」
カズヤ「な、なんか夏未を思い出すな…。」
ドモン「『これは理事長の言葉と思ってもらって構いません!』だろ?」
「「「「誰/だ?」」」」
カズヤ「いや、日本にいたときのマネージャーの事。」

ジュリア「さて、…何を作るの?」
メアリー「ケーキとか?くり貫いたカボチャで。」
ジュリア「羊羹なら作れるわよ?」
カズヤ「ジュリア、洋菓子だよ。」
ディラン「ミーの家は毎年カップケーキ作ってるよ。」
ジュリア「そうね…簡単そうだし、カップケーキにするわ。」

メアリー「で…作り方は?」
ジュリア「男子4人組にインターネットで検索してもらってるわ。」

「「「「……。」」」」
ディラン「マーク、どうしたんだい?」
マーク「パンプキン(カボチャ)のスペルをド忘れした…。」
カズヤ「P…A…N…?」
ドモン「俺はさっぱりだね!」
マーク「ディラン、紙とペンをくれ。」

『panpukin』と紙に書く。

マーク「!…思い出した。」

『pampkin』と書いた。
そう、これで正しいのだ。(yahoo辞典より)



ジュリア「…遅い。検索にいつまで時間かかってるのよ…。」
マーク「悪かったな、遅くて。」
ジュリア「!…全く、何でこんなに時間かかったのかしらね。まぁいいわ。」


現在カップケーキ創作中。

ジュリア「ちょ、メアリー!何してるの!?」
メアリー「え…?混ぜてるんだけど…?」
ジュリア「最初にカボチャと卵を混ぜたらダメじゃない!」
メアリー「え!?嘘!ダメなの!?」
マーク「予想通りだな。」
カズヤ「予想通り過ぎて笑えるよ!www」
ジュリア「卵と最初に混ぜるのは砂糖と蜂蜜よ!」
メアリー「砂糖は…、これでしょ?」
ジュリア「それは薄力粉!!砂糖はこっちよ!」

男子4人組は大笑い。

メアリー「わっ、笑わないでよ!!」
ジュリア「自業自得よ、メアリー。」



1時間後————。

メアリー「出来た!!」
ジュリア「試合でフルタイム出たときより神経と声量を使った気がするわ…。」
マーク「だろうな。焼く時間は『20分』だがメアリーに教えるのは1時間くらいかかっていたからな。」
メアリー「う…。」

では、いただきます。

「「「「「………。」」」」」
メアリー「ど、どうしたの…?<パクッ>…。」
カズヤ「な、なんかものすごく微妙な味だな…。」
ドモン「そうなんだよな…。」
ディラン「……。(まさかのノーコメント)」
マーク「味がはっきりしていないな、これは。」
ジュリア「誰かさんが順序を間違えたからよ。ね、誰かさん?」

そう言ってメアリーの方を向くジュリア。

メアリー「ご、ごめんなさい…。」

桃薔薇、メアリー・ウィングス。
ここに撃沈。


番外編 終わり。