二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン 私と世界の仲間達 ( No.585 )
- 日時: 2010/11/06 15:02
- 名前: 薔薇結晶 (ID: 2bESk3K2)
- 参照: http://to-a.ru/yPMQLg/img2
第38話 「最終奈落」
ジュリア「…(この腕だったら…1回しか…打てないわね)。」
イナズマジャパンのスローインで試合再開。
ボールは鬼道に渡った。
ジュリア「抜かせないわよ…!」
鬼道「くっ…!」
鬼道は“真・イリュージョンボール”を使おうとしない。
普通に抜こうとした。
だが、ジュリアは左手を突き出し
ジュリア「“荊の糸(ソーンシルク)”!」
荊で鬼道の動きを完全に封じてしまった。
そして、ショーンにボールを渡す。
だが、佐久間にカットされてしまった。
「「戻れぇっ!!」」
グラウンドに居るマークとベンチの一之瀬の声が重なった。
チームは体制を立て直す。
ボールは鬼道が持っていた。その横には…佐久間と不動。
鬼道「行くぞ!!」
不動「よく見とけ!魔女さんよぉ!!」
「「「“皇帝ペンギン3号”!!」」」
ジュリア「“セントフレイムシールド”!!」
だがジュリアは右腕を負傷中のため、左手だけでシュートブロックをしようと試みる。
案の定、破られた。
ジュリア「アスカ!!」
ドモン「“ボルケイノカットV2”!!」
それも突き抜け、最終的に“フラッシュアッパー”も破られた。
ジュリア「そんな…。」
ドモン「2重のシュートブロックも効かなかった…。」
ディラン「同点になったね…。」
マーク「あぁ…。」
ジュリア「…5点目は…任せて。」
マーク「!…ジュリア…。」
ジュリア「絶対に…入れるから…!お願い…。」
マーク「分かった…。だが、先に右腕をマリに治療してもらえ。」
ジュリア「了解…。」
マリ「どうしてこんなになるまで危険な技使ったの…?」
ジュリア「決まってるじゃない…。」
マリ「?」
ジュリア「勝ちたいからよ。」
ユニコーンのキックオフで試合が再開。
ボールはマークが持っている。
ジュリア「ゴール前まで運んで。」
マーク「分かった。…行くぞ!」
攻めるユニコーン。
2人、イナズマジャパンの選手が来た時だった。
「「“ジ・イカロス”!!」」
ジュリア「あぁ…、久しぶりに見たような気がするわ。」
マーク「ジュリア!!」
ジュリア「はいはい、分かってるわよ!」
ゴール前。円堂とジュリアが居る。
円堂「来い!」
ジュリア「…貴方のその目は、絶望を知らない。破滅を知らない。そして…闇を知らない。」
円堂「!?」
ジュリア「私は…絶望も、破滅も、闇も、全て。知っている。全て…悲しいものだわ。」
その時に、ジュリアの足元に黒い円。
魔法陣を描いているようだった。
漆黒の羽、漆黒の雷がジュリアに纏う。
ジュリア「…“最終奈落(ファイナルアヴィスィア)”…!!」
第38話 終わり
とある風で“最終奈落”も作りました。
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