二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

イナズマイレブン 私と世界の仲間達 ( No.65 )
日時: 2010/08/02 13:29
名前: 薔薇結晶 (ID: 3GYfQUHD)
参照: http://croun_is_beautiful

第11話 「sing a song」


ジュリア「さ〜ぁ今日も張り切って行きましょ〜ぅ♪」
テレス「朝からうるさいぞ。」
ジュリア「あははっ、ゴメンゴメン。」
フィディオ「登校からこんなに元気がいいんだな。」
ジュリア「うん、無駄にうるさいって一兄に言われた事あるよ。」
マーク「言われるかもな。」
ジュリア「ちょっ、みんなヒドイっ!」
ディラン「でもジュリアはその元気がとりえなんだから。」
「「「一理ある。」」」

複雑な気持ちのジュリアであった。






ジュリア「おはよう!」
クロエ「あっ、ジュリアさん!おはよう!」
ジュリア「そんな「さん」付けしなくていいよ〜。」
クロエ「そう?じゃぁ、ジュリア!」
ジュリア「じゃぁクロエだね!」
「「あはははははっ!!」」



アフロディ「にぎやかで楽しそうだね。」
マーク「そうだな…。」
アフロディ「リーダーかジュリアが気になるのかな?」
マーク「…まさか。」
アフロディ「ふっ、まぁそのうち自分で気づくさ。」




ジュリア「聞こえる…、屋上かな。」
マーク「何が聞こえるんだ?」
ジュリア「優しげな歌声。純粋な透き通った声。」
マーク「…。」
ジュリア「ねぇ、一緒に行ってみない?」
マーク「…ああ。」







屋上では少女は1人、空に向かって歌っていた。

『消える飛行機雲 僕たちは見送った
 眩しくて逃げた いつだって弱くて
 あの日から 変らず いつまでも変らずに
 居られなかったこと 悔しくて指を離す』


ジュリア「…すごい…。」
優武「アルカディア・フローナス。」
ジュリア「優武さん!」
優武「彼女がいるからこそこの学園はコンクールを3年連続優勝と言う快挙を成すことができた。」
ジュリア「す、すごっ!!でも…。」
マーク「ジュリア?」
ジュリア「私この歌知ってる…。」

そう言ってジュリアはルカに近づいていく。そして

『『消える飛行機雲 追いかけて追いかけて
  この丘を越えた あの日から変らずいつまでも
  真っ直ぐに 僕たちがあるように
  わだつみのような 強さを守れるよ きっと』』

歌っている最中に他人が入ってきてルカは驚いていたが、ジュリアが微笑み返すとルカは天使のような笑顔で微笑み返し、歌い続けた。



第11話 終わり

しずく様、ルカちゃん出させていただきました〜☆

あ、ちなみに2人が歌ってた歌はLiaの鳥の詩です。