二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

イナズマイレブン 私と世界の仲間達 ( No.70 )
日時: 2010/08/12 14:45
名前: 薔薇結晶 (ID: EFs6h6wo)

第13話 「キャプテン」


監督「今日は、キャプテンを決めようと思う。」
ジュリア「ついにキャプテンが…。」
フィディオ「決まるんだな。」
監督「お前たちの才能はこの前の練習試合でよく分かった。だが、私だけで決めるのも結構な難題でな…。お前達の意見を聞きたい。」
ジュリア「…(監督がそんなに迷ってるんだったら…私じゃない)。」

ジュリアは仕方ない、という目で下を向いた。

フィディオ「ジュリア。」
ジュリア「…何?フィディオ。」
フィディオ「そんな顔するなよ、らしくない。」
ジュリア「そ、そう?」
フィディオ「うん、そう。」
ジュリア「分かった。」
フィディオ「それに…俺ならジュリアにキャプテンやってほしいな。」
ジュリア「…嘘おっしゃい。」
フィディオ「本当さ。本気でできると思ってるんだ、俺は。」
ジュリア「…ありがとう、フィディオ。」
フィディオ「(でもライバルはいるみたいだけど。)」
ジュリア「(当然でしょ。)」
監督「ジュリア・クラウン。」
ジュリア「はっ、はいっ!?」
監督「キャプテンは、やりたいか?」
ジュリア「できるなら、やりたいとは思います。薦められたら……やろうと思います。」
監督「フィディオ・アルデナ、お前はどうだ?」
フィディオ「さっき、俺たちが話していたのを聞いていらしたなら、その通りです。」
監督「そうか。…少し時間をくれ、それで決める。」
全「はい!」










ジュリア「みんなはどう思う?」
ディラン「どうって言われてもね…。」
マーク「でもフィディオがジュリアを推すとはな。」
フィディオ「あ〜、ダメだったかな…?」
ジュリア「私は嬉しかったよ。信じてくれる人がいて。」






監督「…キャプテンを、仮だが決めた。キャプテンは…












—————————————————ジュリア・クラウンだ。」

ジュリア「…嘘…!?」


第13話 おわり