二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 私と世界の仲間達 1期テーマソング募集中! ( No.752 )
日時: 2010/11/24 16:48
名前: 薔薇結晶 (ID: sEySjxoq)
参照: テスト残り3教科!!

第45話 「一角獣VS要塞・後編」


ジュリア「全員ちょっと集合よ。」

少し機嫌が悪そうな声でユニコーンの選手を呼び出すジュリア。
一部のメンバーはビクビクしながら集まる。

ジュリア「私は来るまでの試合を見てたわけじゃないから、現在状況を報告してもらうわ。」
マーク「その前にコレを腕につけろ。」
ジュリア「…あぁ、コレね。」

そう言ってジュリアが受け取ったのはキャプテンマーク。
それを腕につけながら聞く。

ジュリア「で?どうなの?」
ドモン「えっと…。まず、1点取られた。」
ジュリア「点数を見たら分かるわ。」
ディラン「“ユニコーンブースト”は通じなかったよ。」
ジュリア「さっき聞いたわ。次は?」
マーク「“蟻地獄”はまだ発動していない。」
ジュリア「“アンデスの蟻地獄”、今だ発動せず…か。…それ以外は?」
マーク「攻めが足りないが、どうしようもなかった。」
ディラン「序盤のプレスもあんまり効いてないみたいだ。」
ジュリア「分かったわ。作戦を伝える前に1つ、言わせて貰うわよ。」

「貴方達はジ・エンパイアに完全になめられているわ。」





<<ピ————ッッ>>

<<ユニコーンのキックオフで後半がスタートしました!>>

ジュリアがメンバーに伝えた作戦はたった2つ。

1つ。
『なめられるなんて論外よ。体力の事は考えずに全力のプレーをしなさい。』
2つ。
『私のサインを絶対に見逃さない事。』


ディランがジュリアに目線で聞いた。
『ボールはミーが持ち込んだ方がいいかい?』、と。
ジュリアも目線で返した。
『ミケーレとワンツーでゴール前まで。ゴール前で“ユニコーンローズ”を仕掛けるから。』

リトル・クラウンの十八番と言ってもいいだろう。
この『アイコンタクト』は今の会話も3秒で終わってしまった。
そしてミケーレにサインを出した。
『ディランとワンツーでゴール前まで。』

一斉に攻め上がるユニコーン。
やはりジュリアの加入でガラッと変わってしまった。


次々と抜いていくFWの2人。

そして、ゴール前。

「「「“ユニコーンローズ”!!!」」」

テレス「“アイアンウォール”!!」

しばらく競り合いが続く。
が、競り負けたのはテレスの“アイアンウォール”だった。

ホルヘ「“ミリオンハンズ”!!」

まぁ実際出しているのはミリオン(100万)ではないじゃないかと、なんとも突っ込みどころがあるこの技に弾かれた。

ジュリア「さすがにキーパーまでは無理ね…。」
テレス「当然だろ?考えが甘いぜ、キャプテン。」
ジュリア「…その言葉が命取りだったと思い知らせてあげるわよ、テレス!」

幸いにも零れ球を土門が拾っていたので、再びチャンスはユニコーンに渡る。

ジュリア「マーク!ディラン!」
マーク「アレをやるんだな。」
ディラン「ひゃっほぅ!ビッグビッグサプライズだね!」

ディラン「ユニコーンの隠れた最強シュート!」
マーク「天空を舞うのは蒼の花弁…!」
ジュリア「咲乱れるは蒼の薔薇!!」

「「「“天空・蒼薔薇咲乱”!!!」」」



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<<ピッピッピ—————ッッッ>>



ドモン「あ〜ぁ…一之瀬に合わせる顔がねぇな…。」

マーク「結果は結果。認めるしかないさ。」
ディラン「同点も悔しいけどな。」
ジュリア「まぁ、負けるよりはいいんじゃない?」

マークとディランがドモンを起こす。
そこにやってきたのは

ジュリア「テレスじゃない。」
テレス「よぉ、キャプテン。」
ディラン「ジュリアはどうだい?相変わらず強いだろ?」
テレス「さすがにキャプテンのシュートは止められる気がしないな…。」
ジュリア「あら、自信がないのによく世界の舞台に来れたわね?」
テレス「キャプテン以外のシュートなら止められるぜ、多分な。」
マーク「“グランフェンリル”は無理だと思うがな。」
ジュリア「それは同感ね。」

その後に響いたのは、4人の笑い声。
土門はこの時に、円堂の言葉を思い出したらしい。

『試合が終われば敵も味方も関係ない。』




第45話 終わり

やっとアニメに追いつけるぞ…!!
頑張った甲斐がある!!(テスト勉強もしないで)
ちなみに45話、1683文字ですw