二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン 私と世界の仲間達 第51話更新! ( No.827 )
- 日時: 2010/12/04 17:47
- 名前: 薔薇結晶 (ID: QRCk5boE)
第52話 「届かない叫びの悲しさ」
ジュリエル「ギュエール…。」
ギュエール「どうしたの…、まぁ。」
其処に居たのはギュエールが持って行ったドレスを着たジュリエルだった。
ジュリエル「こんな服着るの久しぶりよ…。」
ギュエール「似合っているわ、ジュリエル。」
そう言うとギュエールはジュリエルの顔を覗き込んだ。
じっ、と。目を。
ジュリエル「ギュエール…?」
ギュエール「やっぱり…。そのはずなのに…。」
ジュリエル「どうしたのよ、いきなり…。」
ギュエール「目の色も、変わっているわ…。」
ジュリエル「えっ!?」
ジュリエル…、いや。ジュリアは驚いたであろう。
「何故ギュエールが目の色が変わったことを知っているのか」と。
ジュリアの目の色は赤紫だったのだが、蒼薔薇が覚醒した時に蒼に変わった。
ギュエール「どうして…?」
ジュリエル「何で変わった事を知っているの!?」
ギュエール「…別に。……失礼するわ。」
ギュエールが部屋から出て行った。
その瞬間、ジュリエルが崩れ落ちた。
ジュリエルではなかった。ジュリアだ。
ジュリア「どうして?どうしてギュエールが知っているの!?」
ジュリア「分からない!彼女には此処以外では会った事はないはずなのにっ!」
何故か、その時。
「…助けて…っ…。」
助けを求めたくなった。彼らに。
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その頃、イナズマジャパン一行は、『ヘブンズガーデン』と『デモンズゲート』の分かれ道に居た。
フィディオ「マーク、いいのか?」
エドガー「どうやら今の話ではMsジュリアは『ヘブンズガーデン』のようですが…。」
マーク「仕方ないだろ。…その分、」
「お前達にジュリアを託す。」
エドガー「分かりました。」
フィディオ「誓うよ。この…。」
そう言うとフィディオは水晶のペンダントを取り出した。
フィディオ「リトル・クラウンの証に。」
エドガー「私もそうしましょう。」
エドガーもペンダントを取り出す。
ディラン「ジュリアはミー達のキャプテンだからね!」
テレス「リトル・クラウンのちみっこいキャプテンでもあったけどな。」
マーク「あぁ、頼んだぞ。フィディオ、エドガー。」
そう言って2手に分かれたのだった。
時は過ぎ行き『ヘブンズガーデン』。
ジュリエルには窓からイナズマジャパンが見えた。
そして、フィディオとエドガーも。
ジュリエル「フィディオ——ッッ!!エドガーッッ!!!」
声が枯れそうなくらい叫んだ。
だが、ジュリエルの居る部屋が余りにも高すぎる為か、聞こえなかったようだ。
ジュリエル「気付いてっ…。フィディオ———ッッッ!!!エドガ————ッッッッ!!」
さっきよりも大声で、もう声が裏返るくらい叫んだ。
なのに、聞こえていない。
ジュリエル「そんな…っ。」
ジュリア「会いたい…っ、本当に、心から…っ!貴方に……!!」
泣きながらジュリアは言った。
そして最後に、彼の名を呼んだ。
「…マーク………ッッ!!」
第52話 終わり
…自分でも意味分からん。