二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 私と世界の仲間達 第54話更新! ( No.870 )
日時: 2010/12/09 18:25
名前: 薔薇結晶 (ID: TsdJlnVC)

第55話 「『目』でなく『眼』」


イナズマジャパンVS魔界軍団Zの試合。
岩陰からイシュタリアもその試合を見ている。

早速、試合が始まった。

豪炎寺「まずはボールを奪うぞ!」
虎丸「はい!」

豪炎寺と虎丸、ディランがデスタとサタナトスに向かって突っ込んできた。
するとデスタは足を止め、ボールも止める。

デスタ「早速向かってきやがった。」
サタナトス「我らに怯えぬ強気魂を持っているようだな。」

デスタ「必殺タクティクス“ブラックサンダー”!!」

デスタはいきなり“ブラックサンダー”を使用した。
黒い雷が落ち、気が付いた時には

「「!!」」
ディラン「what's!?」
「「!!」」

立向居の後ろ。つまり、
ゴールの前と言う事になる。

<<ポンッ>>
 と、ボールを蹴れば。

<<ピピ———ッッ>>
 と、ホイッスルは鳴るのだ。


「はっはっはっはっは、コレは可笑しな茶番だな!!あっはっはっはっはっ!!!」

岩陰で大笑いをするイシュタリア。
イナズマジャパンがその声に気付かないはずは無い。
ましてや、テレスとディラン、マークはその声の主を分かってしまった。

「「ジュリア!?」」
テレス「キャプテン!?」
イシュタリア「おっと…、口が滑ったな。」

マーク「ジュリア!居るなら出て来いっ!!」
ディラン「ジュリア!!」
鬼道「何故だ…、ジュリアはヘブンズガーデンのはず…。」

イシュタリア「我が名は天魔創造神イシュタリア。ジュレール、ましてやジュリアなどと言う名ではない。」

デスタ「イシュタリア…、そんな所にいたのかよ…。」
イシュタリア「聞こえているぞ、悪魔の子よ。」
デスタ「…(地獄耳が)。」

ディラン「ユーはジュリアだ!」
テレス「馬鹿げた事言うなよ、キャプテン!!」
マーク「いや、待て!!眼の色が違う!!」
イシュタリア「…今、『眼』と言ったか、そこの人間よ。」
マーク「それがどうした!!」
イシュタリア「『目』とは言わず『眼』と言ったな…。なるほど、『契約者』か。」
マーク「…。」
ディラン「ま、マーク…。何の事だい…?」
マーク「“蒼薔薇開眼”。あの技の事だ。」
イシュタリア「『蒼』か…。こやつ程の才能だ、さぞ綺麗な薔薇であろうな。」
マーク「俺はジュリアから『パートナー』と聞いているが。」
イシュタリア「我が妹、『薔薇の女神(ローゼ・ルテミス)』は『契約者』と名付けたはずだが…。まぁ良い。」

「悪魔の子よ、我は『アヴィス・アンド・ホープ』に帰る。」

デスタ「あぁ、そうかよ。勝手にしろ。」
イシュタリア「…口を慎め。“デス・サイズ”!」

すると大鎌が降ってきて、デスタに擦れ擦れの位置に突き刺さった。

デスタ「!!」
イシュタリア「分かったか、ではさらばだ。」

そしてまた、神秘迷宮に帰った。


第55話 終わり