二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 私と世界の仲間達 ( No.947 )
日時: 2010/12/20 16:24
名前: 薔薇結晶 (ID: o.2GAwL2)

第58話 「魔王VS稲妻・前編」

※アニメ思いっきし無視でいきます!


イナズマジャパンメンバー

円堂・豪炎寺・鬼道・不動・ヒロト・虎丸・フィディオ・エドガー・マーク・ディラン・テレス

ダークエンジェルメンバー

イシュタリア(ジュリア)・セイン・ギュエール・エルフェル・ネネル・デスタ・サタナトス・ベルゼブ・メフィスト・ヘビーモス・アスタロス


イシュタリア「人間に負けるなどという愚かな事は、もう決して許されん。良いか?」
セイン「はっ。」

イシュタリア「…蹴散らす!」



<<ピピ———ッッ>>

試合が始まった。
イシュタリアはセインにボールを蹴る。
そして

イシュタリア「行け、天魔達よ!!」

そう言われるとセインはデスタと共に前線へ切り込んでいく。
素早く、キレのあるワンツーだ。
一瞬でゴール前。

「「“シャドウ・レイ”ッッ!!」」

“ダークマター”と“ヘブンドライブ”が合わさって、有り得ない位の威力になったシュート。
それが“シャドウ・レイ”。
円堂の“イジゲン・ザ・ハンド改”を軽く破って見せた。
即座にホイッスルが鳴る。

ポジションに戻ったセインとデスタにイシュタリアは言い放つ。

イシュタリア「この程度で喜ぶな。これから追加点を積んで行くぞ。」
デスタ「当然だ。」
イシュタリア「口を慎めと何回言えば気が済むのだ…。」

続いて、イナズマジャパンの攻撃。
だが。

“キラーフィールズ”は“ゴー・トゥ・ヘル”に止められ、反撃の芽も、悉く潰される。

イシュタリア「人間は遣られんと気が済まんでな。叩き潰す以外に、方法はないのだ。」

そう言い放つイシュタリアもすでにゴール前。

イシュタリア「見せてやろう、本物の、地獄を!!破滅を!破壊を!絶望を!闇を!!」

無残な言葉を数多く取り上げて、イシュタリアは言った。
その言葉は。
何かに、引っかかる。

マーク「聞いた事があるような気がするな…。」
ディラン「デジャヴだね…。」

円堂は、分かった。

円堂「まっ、まさか…!!」

黒い、魔法陣。
黒の雷を帯びて、威力を増す。

イシュタリア「“真・最終奈落(しん・ファイナルアヴィスィア)”ァァァァッッ!!」

円堂「“イジゲン・ザ・ハンド改”!!」

黒の塊は、突き抜けた。
黄色い、バリアを。


<<ピピ———ッッッッ>>

円堂「“最終奈落”…。」
イシュタリア「どうした。これは初代悪魔のカナデローザが生み出した技だぞ。」
円堂「悪魔…!?」
マーク「だったら何故ジュリアが使えたんだ!!」
イシュタリア「さぁな。ジュレールは“最終奈落”が使えるのか。おい、契約者。」
マーク「!」
イシュタリア「“最初の希望(ファーストホープ)”を知っているか?」
マーク「“最初の希望”?」
イシュタリア「知らんのだな。では構わぬ。」

そう言って、イシュタリアが戻った時に前半が終了した。


第58話 終わり