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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 黒執事−knightmare Of a Devil− ( No.81 )
- 日時: 2010/11/09 19:33
- 名前: 泡沫 ゆあ (ID: q1TRkyxI)
第二六話;その執事、同行
「早速だが、その殺してほしい奴の情報を渡してもらおうか」
シエルは楽しそうな顔をしながらハニーにそう言った。
しかし、そのハニーはシエルよりも更に楽しそうな顔をしてこう言った。
「い・や」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
これは黙るしかないだろう。
「確かに頼んだのは私たち死神。だけど、手柄を全て持っていかれちゃたまらない。
ウィリアムが怒り狂って減俸とかになったらすごく困る・・・・・」
怒り狂っているウィリアムの姿が容易に想像できて哀しくなるシエル。
もちろん、胃痛付きでだ。
「だから、私も一緒についていく」
「はぁ?!」
ハニーのいきなりな言葉に思わず大声を出してしまう。
「貴方、女王の番犬。もしかしたら、女王に何もかも話してしまうかもしれない。
・・・・・・すごく、困る。だから着いていく。監視役」
・・・・・ハニーはいって聞くタイプではないのだろう。
「・・・・わかった。いいだろう。その代わり邪魔はするなよ!」
「・・・・・・貴方たちこそ、しくじらないでね」
「・・・・それで、その殺してほしい方とはどこにいらっしゃるのですか?」
ようやっと、セバスチャンが口を開いた。
「・・・・言わなかった?」
「ええ、一度も仰られておりません」
そうだっけ。とハニーが首を傾げる。
「その人間は、日本に住んでるの」
「「「・・・・・・・・・・・・・・・日本??????!!!!!!!!!」」」
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