二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン!火竜の少年〜オリキャラ(FD)の募集中〜 ( No.23 )
日時: 2010/08/11 14:07
名前: しずく ◆snOmi.Vpfo (ID: 2lvkklET)

 だってアフロディの手にある紙には、『ファイアードラゴンに入ることを認めるか?』的な内容がだらだらと書かれ、最後の署名欄に両親の名前がしっかりはっきり記されています。ご丁寧に印鑑まであるし。

「おい……」

 理性を取り戻した蓮は、拳を震わせます。

「なんで僕の両親の署名があるんだよ!」

 くらっときそうになりながらも、アフロディに食ってかかります。するとアフロディ、

「ああ。実はね……」

 んじゃあここで回想します。じじじじ(巻き戻す)。
 昨日もよく晴れていました。そんな青空の元、アフロディは都心にある高層ビルの前にいました。今日も世宇子ユニフォームです。前面ガラス張りで、地震があったら怖いです。

「さて……いこうかな。<ジ・イカロス>!」

 そんな掛け声で、アフロディの背に透き通るような白翼があらわれました。日の光を通し、虹色に見える部分もあります。
 アフロディは地面を軽く蹴ると、すい〜っと滑るように旋回しながら上がって行きます。この人は、普通に建物に入ると言うことを知らないようです。
 そしてだいぶ上昇して……窓が開け放たれたままの部屋の前に来ました。アフロディは、そこへと迷わず進みます。高そうな絨毯に足をつけ、羽がなくなります。
 そこは、鍵付きの棚がずらっと壁一面にある部屋でした。中にはビンが入っていて、専門的な薬品名が書いてあるラベルが貼られています。その中央部分……小さなテーブルが置かれ、囲むように3つのイスが。そこに、ひと組の白衣姿の男女が座っていました。

「まあ、よく来てくれたわね」
「いらっしゃい、アフロディくん」

 わかると思いますが、蓮の両親です。
 描写は……いるか。蓮の母親は、きりっとした目つきに、黒ぶち眼鏡が特徴です。見た目通りインテリな理系女性です。長い黒髪は後ろですっきりとまとめています。お父さんは、ひげも髪もさっぱりとしていて、綺麗好きであることを伺わせます。整った顔立ちと、大きな黒い瞳は蓮によく似ています。それ以外は全く持って似てません。以上。

「お忙しい中、申し訳ありません」

 アフロディは会釈すると、蓮の両親と向かい合うように座ります。
 こうしてみると受験生と、面接官二人のように見えます。が、アフロディの開口一番の言葉は。

「息子さんをボク(ファイアードラゴン)に下さい」

 と頭を下げながら言います。どこのラブコメ?
 その言葉に両親の目つきが厳しくなります。ああ、反対されるな。

「えぇ! もう好きに連れていっていいわよ!」

 とろけるような笑みで蓮ママが言います。
 
「ふん……蓮に聞かずに決めていいのか?」

 蓮パパが腕組みをしますが、

「あの子はまだ中学生。親が決めるべき問題よ」

 きれいにスル—されてしまいました。そしてお父さんもついに折れ、

「アフロディくん。蓮は素直ではない。きっと反発するが……無理やりにでも連れて行ってくれ」

 ぐっと指を出します。アフロディも出します。

〜つづく〜
おまけ
おしえて!ファイアードラゴン!

しずく「質問来てますよ?」
蓮「え〜っと。これは監督からか?え〜っと。

『アフロディの技構成を教えてください』

って、おい。監督が把握しなくてどうするんだよ。
え〜っとあの人の技構成は(現在)「ゴッドノウズ、ゴッドブレイク、ヘブンズタイム、ジ・イカロス」かな。これから作者がどんどん増やしていく気らしいよ」

おわり

塾なのでコメント返しはまた明日あたりに;;