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　そして時は一週間後、日本海上空で——


「お前なぁ！　晴矢と風介に嘘ついたのかよ！」

　アフロディに手をひかれる蓮が怒鳴りました。
　暇だから南雲くんたちをスカウトした時の話を聞かせてあげるよと言われ、暇つぶしに聞いていたらひどかった。
　飛ぶアフロディは笑顔で、体勢的に蓮を見下し、

「ボクは、キミをスカウトすると絶対に決めていた。二人を誘う前からずっと……ね。でも南雲くんと涼野くんがいたら、絶対蓮くんが入ると睨んだボクの目は正しかったね」
「は？　ひょっとして晴矢と風介は僕包囲網のため……？」
「うん☆」

　蓮、絶句。
　なんと親友二人を誘ったのはそもそも自分を無理にでもファイアードラゴンに入れるためだったのだ。確かに二人がいるならいい、とか心は揺れた。それがアフロディの策略だったとは。

「……おまえなぁ」

　思いっきり悪態をつくが、アフロディには効果なし。

「蓮くん」
「ん？」
「韓国についたら、ファイアードラゴンの”最強必殺技”を見せてあげるよ」
「あ、うん」

　二人はゆっくりと韓国に近づいていく。

〜ＦＩＮ〜
今回は特別編。ギャグ調のスカウト話でした。
本当はもっと真面目にスカウトしたんでしょうが、真面目はこの小説に似合いませんので馬鹿げてみましたｖ……それとも真面目ヴァも書くべき？
実は、蓮のスカウト話も没ネタには真面目なもんもあります。読みたいと言う方はコメントをどうぞ（笑）

ちなみにしばらく短編ばかりになります＾＾；
次回は水族館へ蓮とアフロディが出かける話。その次回は南雲と、次次回は涼野になる予定。男同士だから友情もののハズですが、デートになりそうで怖い。

番外編だってあるよ！おしえてファイアードラゴン！

しずく「さあ今回の質問は〜ファイアードラゴン所属のアフロディさんから」

蓮「アフロディが投稿してきた！？　で、内容は？」

しずく「『蓮くんの好きな食べ物を教えてほしい。ボクがマスターして』以下は不適切な内容なので、カットするのです」

蓮「僕の好物？　基本嫌いな食べ物はないかな。でも、大好きなのは抹茶アイスとか魚の照煮、刺身とかすしも上手いよな。和風の味が好みだ。照煮と言えばこの馬鹿（しずく）は、家庭科のテストで照煮が出て、誤って照美と書いたそうだ。すぐに消して、直したみたいだけど」

しずく「イナイレフィーバーしてた！　家庭科のテストの時早く解き終わったから小説書いてた！　イラストは書きたい。うんただいま特訓中」

蓮「じゃあこれで今回の質問は終わり。質問とか随時受付中です！　see you（滑らかな発音）」

〜終わり〜