二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン!火竜の少年〜オリキャラ(FD)の募集中〜 ( No.43 )
- 日時: 2010/08/21 15:28
- 名前: しずく ◆snOmi.Vpfo (ID: 2lvkklET)
- 参照: ネタはいつでもカモーン!
番外編2 夏になったから、カオスブレイク組と出かけてみよう!(Withアフロディバージョン)
みなさま毎日お暑いですが、お元気ですか? 筆者もエアコンがないとまじで熱中症で、照美にヘブンへ連れて行かれそうです。
それはさておき、韓国も絶賛真夏日よりです。
青く澄み渡った空の下、むさくるしい空気が支配し、蝉がせわしく大合唱中。韓国にセミっているんですかね? これは超次元だから、いなくてもオッケ。
さてさて、韓国の商店街に一人の蓮がいました。今日は韓国のジャージ姿。こんなに熱いのに、汗一つかいてません。その片手には、近所のスーパーの名前が書かれたビニール袋を下げています。買い物当番で、今日は蓮が買いだしをする日です。マネージャーの負担軽減と息抜きも兼ねて交代でやっているんです。調理当番もあるよ。料理が壊滅的にひどい一部のやつらは除きますが、ひどいやつらは皿洗い当番やってます。
韓国ジャージってアニメないので、想像で書きます。
上のシャツは、身体の外側のラインはすべて赤で、ほかはすべて白。右胸には赤と青が半分ずつの龍——チームのエンブレムのワッペンが刺繍されています。いいアクセントになっていますね。つか、蓮は自分が韓国代表だと言いふらして歩いているもんですが、近所の人は全く気付いていないっぽいです。日本代表もアニメでそうだったしね〜。
対するズボンは真っ赤な長ズボン。上と違い、いつも使っているスパイクなり。しんぷるいずべすと。
と、蓮は一つの店の前で足を止めます。そしてハンターみたいな鋭い視線をその店に向けます。
店そのものはシャッターが閉まっていますが、店の前には長細いテーブルが置かれ、上には福引の時に回すあの機械が置いてあります。人が一列に並んでいますが、人数はまばらです。その機械前に立つ恰幅(かっぷく)のいいおばさんは、オレンジのはっぴを纏い、手持ちのベルをうざいくらいに振っています。耳が……耳がぁっ!
蓮はその福引台を睨み、握っていた拳を開きます。
そこには切符ほどの大きさの緑の紙があり、当然ながら『福引券』の3文字があります。かなりの枚数あります。ファイアードラゴンはこの商店街の常連なので、すぐにたまってしまうのです。そして福引をやるのも、買い物当番の役目。いい主婦のチャンスゥは、そこんところもしっかりチェックしてます。日程とか場所とか大安売りの場所も調べてます。チラシ大好き。
前はアフロディがやって、ポケットティッシュを大量に持って帰ってきました。今度は蓮の番。
「さぁて……当てるぞ」
ふんっと鼻で息をすると、蓮は列に並びます。
前には二人ほどいましたが、今一人終わりました。あ〜と悲しげにため息をつき、とぼとぼと横にずれます。その手には、悲しみの象徴——ポケットティッシュが。一回だけじゃなかなか当たんないもんです。筆者もいつも嘆き、悲観にくれながらティッシュと共に帰ります。
前の人がやる間暇なので、蓮は緑の模造紙に手書きで書かれた景品一覧に目をやります。一等は「アクアプレスペア招待券」、二等は「お菓子詰め合わせ」、三等は、「野菜セット」。残念賞は、近くのお菓子屋の余りです。飴とかガムとかいろいろあります。蓮が狙うわのは—もちろん一等だよね?
「え? 残念賞だけど?」
当然そうにいますが、何でだよ。
「あの残念賞のお菓子、すごくうまいんだ。ファイアードラゴン内でも流行ってて、外れるのが楽しみ」
あっそ。欲がない奴め。
さてさて前の人は、野菜セットを当てて嬉々として帰って行きました。いよいよ蓮の番が来て、おばさんに福引券を渡すと、おばさんはにこりと笑いかけます。
「あら、ファイアードラゴンの蓮ちゃんじゃない」
「こんにちわ」
ぺこりと蓮は挨拶。
いつもファイアードラゴンの連中は、大抵ここの八百屋で野菜やら果物を購入しています。おかげで顔を覚えられています。今決めた。この店八百屋だよ。
「みんなへのお土産、きっちり当てなさいよ」
「僕のくじ運は低いですから」
話しながら、蓮は福引券をおばちゃんに渡し、さあいざくじ引きスタート。
当然ですが最初にとってを掴んで、時計回りにぐるぐると回します。中から球と球がじゃらじゃらと擦れ合う音がし、たこのくちみたいな出口から球がポンと出てきます。出て来た球は、まばゆい黄金色のボール。おばさんが血相を変えて、ベルが壊れそうな勢いで上下に激しく揺らします。さらに声を張り上げ、
「一等! 「アクアプレスペア招待券」でたよぉ!」
歩いていた人たちが立ち止まり、一斉に蓮を見ます。その視線に蓮は照れ隠しで笑って見せますが、視線をそらそうと残りの回数をこなします。また取っ手を回転させます。
「二等! お菓子詰め合わせ!」
「三等! 野菜セット!」
「二等!」
「三等!」
「あ〜残念。外れだね」
呆然、あぜん、自然。どうでもいいものほど、当たるもんです。何回もベルがけたたましい音を立てます。そのたびに蓮は次は外すぞ! と意気込みますが、結局最後の数回以外ほとんど当たり。一等が一回、2等が3回、3等が4回、残念賞が結構な数。何回やったかは聞かないで。おばさんの手がちぎれるんじゃないかと思う程に、蓮はベルを振らせてしまいました。
前の前に積まれた景品の数々は、すごいことになってます。お菓子詰め合わせは旅行先で売っているような長方形の缶入りだからいいのですが、野菜セットは段ボールです。それが3個もあるんじゃあ、一人ではもてません。何だか蓮は申し訳なそうな顔で、俯きます。
「あ、あのこんなにいりません」
「いいのよ〜どの景品も100口はあるから、こんなの安いもんよ!」
おばちゃんは見た目も性格も豪快です。
〜つづく〜
次回からアフロディとデート(違)開始です♪
できれば募集していただいたオリキャラの子も何人か出したいです……!
おまけ おしえて!ファイアードラゴン♪
南雲「よお、読者のみなさん。オレは南雲晴矢だ」
涼野「涼野 風介だ」
南雲「なんでも今回、オレたちに質問が来たから、オレたちが答えろって……ジンソン監督(ファイアードラゴンの監督。キャラ崩壊するのでお楽しみに。名前あってんのかな)に命令されたから来てやったぜ」
涼野「ちなみにこのコーナーの企画は監督がやっているのだ」
南雲「じゃあちゃっちゃと質問に行こうぜ。質問者は、水玲さんだ。内容は……
質問したい人(オリキャラもおk)(南雲と涼野)
質問内容(2人はいつから蓮の親友になったの?)
だそうだ。ったくしずくのやつ……」
涼野「そうだ。試練の戦いが終わってもいないのに、終わった設定で始めるからこういうことになるのだ。向こうはまだ北海道。……では、少しだけネタばらしもしようではないか」
南雲「蓮は……試練の戦いでは、まだ記憶喪失になっているんだよな。で、風介を見て懐かしい気分になったとか、誰かと指切りをした記憶を思い出している。まあ、風介のやつも蓮を昔から知っているようなそぶりを見せているからな。フラグを立てまくっている。つか、早くオレを試練の戦いに出せ」京都まで待て。
涼野「しかしこちら側のキャラ紹介でしずくは既にバラしているぞ。蓮は南雲や涼野とは旧知の仲、と」
南雲「もう諦めたらしいな。試練の戦いを楽しみにしている方のために控えろとしずくが言うので、極力控えて言うが、オレタチと蓮が親友になったのは出会って……いつのまにかって感じだな。いて当たり前、みたいな感じか? 風介が北海道でほざいていただろ」
(参考にしてね☆ 試練の戦い 第三章)
涼野「何故我々の前から蓮がいなくなり、我々を忘れているのか。それは試練の戦いの方で、しずくが徐々に明かしていくつもりらしい」
南雲「結局試練の戦い次第ってことか。水玲……さん
、まともな回答が出来なくてすまねぇとしずくが言っている。今からしずくにアトミックフレアを……」
涼野「しかしこんなかんじでいいのか?」
南雲「いいだろ」
〜終わり〜
ぎゃあああああああ。本当に答になっていなくて、すいません! 水玲さん! 質問すると、こんな感じでファイアードラゴンメンバーが答えてくれます。このおまけコーナーはおしえて! だけではなく、色々やるのでお楽しみにv