二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン!火竜の少年 ( No.61 )
- 日時: 2010/08/25 17:50
- 名前: しずく ◆snOmi.Vpfo (ID: 2lvkklET)
やがて電車に乗ったら、手つなぎからは解放。僅かですが蓮はほっと息をつきます。通勤・通学時間から外れているせいか、電車の中はガラガラです。二人で、出入り口付近の席に並んで座ります。車窓から見える風景についてしゃべったり、チーム内の練習のことについて論議していたりしていたら、あっという間に一時間が過ぎ、目的地の駅に着きました。木製のちょっと田舎の駅ですが、降りる人はとても多いです。家族連れやカップルがほとんどです。
彼らに混じり駅を出ると、南側には砂浜とどこまでも広がる水平線、北側にはもう水族館が見えています。水族館は、海に浮かぶドーム型の建物です。外に「アクアプレス」の看板があり、イルカやペンギンのペイントがあります。
「券があるから大丈夫だ」
「そうかい? それならすぐに入れるね」
入口で券を買おうと並ぶ人々の横を通り過ぎ、蓮とアフロディは館内に入ります。天井は鉄の棒が鳥かごのように重なり、空がよく見えます。エアコンが効いていて、とてもひんやりとしています。少し炎天下を歩いていたので、天国に感じます。蓮は帽子のつばを横に向けました。つか、帽子脱ごうよ。
お姉さんに券を渡すと、先にあるエスカレーターに乗ります。二人のりができるタイプなので、手をつないだまま並んで乗ります。とにかく長いエレベーターです。東京の大江戸線くらいあると思います。どこまでもどこまでも沈んでいきます。
「ひゃ〜こんなに長いエスカレーターは初めてだ」
「ボクもだよ」
その途中、壁に光の線で描かれた魚が現れました。一筆書きの単純ものですが、壁を泳ぐように動いていき、とってもリアルな動きを見せます。ちびっこが歓声を上げて大喜びします。もち中学生の二人も、
「美しい……ボク以外でそう思えるものがあったとは」
とアフロディ。目を細めて。しっかりと見ています。
「うわぁ……」
と蓮。目を大きく見開き、魚の光より強い光を目に宿しています。蓮もアフロディも過ぎていく光の魚を目で追い、心を奪われていました。
『足元に気をつけろよ、このバカどもがぁ!』
なんだか意味不明なエンドレスに繰り返される案内の声が聞こえて、二人はエスカレーターを降ります。振り返って階上を見ると、入口はほかの光と一緒になってしまっていて、どれがどれなのかわかりません。そして二人は人の波に乗り、洞窟を模した通路を進みます。すると——
〜つづく〜
水族館の描写って難しいw最近全然行ってないので、観光ガイドを見ながら書いています。少し私の幼少期の思い出も混ぜて行くつもりでいます。
ちなみにジンソン監督=ひぐらしの入江先生のパロがありますwww
おまけ 番外だよ!おしえてファイアードラゴン♪
しずく「今日の質問は……」
蓮「今日はさくらさんからの質問です。えっと——」
ア「ゴッドノウズ!」(ボールはしずくへ)
しずく「ぎゃああああああああああ!」
どおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん
蓮(あくまで平静)
「質問したい人(オリキャラもおk)(アフロディ)
質問内容(名前はアフロなのに何で髪型アフロじゃないの?)だそうです。でも、アフロディいないし」
ア「やあ、蓮くん☆」
蓮「……しずくに黙然。でさ、↑の質問に答えてくれる?」
ア「もちろんさ。そもそもボクがチャンスゥのような髪型だったらどうか、想像してみてまえ」
蓮「ぶっ(大笑)もはやネタキャラダ」
ア「だろう? ボクは自分が一番美しく見える髪型をよく知っているんだよ。アフロは確かに名字だが……自分を壊すような真似はしないと言うわけだよ(前髪をかきあげる)」
蓮「ちなみにしずく的見解は、『アフロディの名の由来はギリシア神話の美の女神アフロディーテでしょうから、そこから名字がアフロになったんでしょうね^^;そして美の女神がモチーフだけあり、レベルファイブのみなさんが美しい感じを出すために、あんなデザインにしたんじゃないか』だそうです。アフロディーテってたら、あの黄金のリンゴの話が有名だな(トロイア戦争のこと)。では、今日はここまで!」
〜終わり〜