二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ありがとう〜大好きな君へ〜 イナズマイレブン ( No.10 )
日時: 2010/07/25 09:40
名前: さくら (ID: 3KWbYKzL)

フィディオ視点



監督「今日の練習は終わりだ」

皆 「はい!!」


今日の練習は異常に疲れる。


マルコ(以下マル)「フィディオ、今からファミレス行こうぜ?」

フィ「ごめん。マルコ。今日俺、行かなきゃ行けない所があるから・・・。本当にごめんな!」

マル「そっか・・・それならしょうがないかぁ」

フィ「んじゃっ!!お先!」













俺はあの桜の小道を歩いていた。

あぁ。また会いたいな。ノアちゃんに・・・


♪〜♪♪♪〜〜♪

音楽が聞こえる。

フルート?

それにしても綺麗だなぁ。凄い。

誰が吹いているんだろう・・・?




俺は気付けばその音をたどりながら歩いていた。

目指す先は、ある公園———・・・。









公園に入ると、一つのベンチを囲んで人ごみが出来ていた。

あの音が聞こえる、どうやらあの中からだ・・・。

俺の体が勝手に動いた。

フィ「あの、この人ごみは何なんですか?」

一番後ろのお爺さんに聞く。

お爺「あぁ。あの子がフルートを吹いとるんじゃ。すごい癒されてのぉ」


俺はもっとそばで聞きたくて人ごみを割って中へ入る。

♪〜♪♪〜♪〜♪♪〜

少女がフルートを吹いていた。

エーデルワイス・・・。

俺はその場で立ち尽くしていた。

なぜって?それは・・・とても癒されるから。

・・・もあるけど。

その、フルートを吹いている子。

それが・・・ノアちゃんだったから。




天使のような顔。少し頬を赤くして、とても気持ち良さそうに、若干微笑みながら、フルートを吹いている。

そんなノアちゃん、初めて見た。

初めて会った時、俺は知っていた。

あの笑顔は、作っていたと———・・・。







そして、俺が恋した瞬間だった。