二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ありがとう〜大好きな君へ〜 イナズマイレブン ( No.128 )
日時: 2010/08/24 11:20
名前: さくら (ID: sNU/fhM0)

ノア『一週間後に私と誠也さんの結婚式があるんだ。
   誠也さんが貴方には是非来てもらいたいって・・・』


君は悲しそうな顔で言った。

俺に来いだと?多分、誠也は俺に見せびらかしたいのだろう。

ノアちゃんは俺のモノだと。











あれから残り一週間になった。


あの時以来、ノアちゃんとは会っていない。いや、会えなかった。と、言うべきなのか。

ノアちゃんと俺の間には、いつも誠也がいた。


ノア『じゃぁね、』

悲しそうに言うノアちゃんをみていられなくなって、ノアちゃんの腕を掴んだ。


フィ「ノアちゃんは、ノアちゃんは!本当に誠也の事が好きなのか!?」


そういうと、ノアちゃんの眼から涙が溢れてきた。


ノア『だ、だって!!・・・あの人が、結婚を断ったら、レイリス家をつ・・・つぶ・・・すって!!
   お父さん達のためにも、私は!!あの人と結婚しなきゃならないの!!』


酷い。権力を武器にするとか!!

それでも俺は、ノアちゃんが好きなんだ!!

好きな女の子一人守れないなんて、情けないだろ!?


フィ「それでも俺、ノアちゃんを守りたい。
   お父さん達に、本当のことを言ったのか?
   ノアちゃんの顔、さっきからとても辛そうだよ!?自分の気持ちに嘘付いちゃ駄目だ!!」


するとノアちゃんは、俺に抱きついてきた。

俺が優しくノアちゃんを受け止めて、頭を撫でてやると、抱きしめる力が強くなった。

俺はやっぱりノアちゃんの事が好きだ。

どんな壁が立ちはだかろうと、ノアちゃんを守ってみせる!!

ノアちゃんは俺の事、好きじゃないかもしれない。

でも、俺はノアちゃんを好きだ。





本能寺なんかにノアちゃんは渡さない!!





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あぁ、もう本当に終わる。

〜次回予告〜
次回!!ついに始まった結婚式。
フィディオとノアの運命はどうなってしまうのか!!
そこに現れたのは・・・?
『私は・・・私はもう自分の気持ちに嘘付かない!!逃げたりしない!!』